新着記事

随時更新していきます!

2022.10.10 #スクールライフ#ドーミー#ひとり暮らし#学生会館#学生寮#就活#心配事

ゼミって何?正しい選び方とおすすめのゼミ

【ゼミとは】 大学における「ゼミ(ゼミナール)」とは、「学生と指導教員(教授・講師ら)が一緒になって研究活動をする」授業のことです。ゼミは授業としての位置づけにはなっていますが、実質的には専門的に学びたい分野の「研究室」に所属し、通常授業が終わったあとの時間帯に、研究室の活動として定期的に集まる形で行われます。4年制大学(学士課程)の多くは「卒業研究」が課せられ、その成果として卒業論文を提出しなければなりません。そのため、ゼミは一般的には、学生が最終的に取り組むことになる卒業研究を見据えた活動ということになります。

\ゼミの特徴/

●少人数 ゼミは、一般的には10人〜20人という少人数で行われます。ゼミは通常授業とは違い、学生ごとの専門分野に特化した研究や調査活動を主体とするためです。特定のゼミに人が集中することもありその場合、成績上位者や面接・抽選等で決まり、自分の志望するゼミに所属できないこともあり得ます。

●双方向 講義では主に教員が授業を進めますが、ゼミは学生の研究発表を中心に教員や他の学生と討論するなど双方向のコミュニケーションがあります。

●専門的 講義では学びの基礎となる知識を網羅的に習得しますが、ゼミではより専門的なテーマについて深く追究していきます。

●創造的 講義ではこれまでの研究者たちによって生み出された知識の吸収に注力しますが、ゼミでは新しい知識を自らの力で創造します。

●仲がかなり深まる 講義では個々の学習が軸となりますが、ゼミでは仲間と切磋琢磨しながら目標に向かって努力することにより、強い絆が生まれます。

\大学の「ゼミ」は主体性が大事!/

一般的には大学の授業は「講義」といって、高校までの授業と同様、教員の説明を聞きながら必要に応じ板書をノートに書き写すといった受動的なスタイルがメインです。それに対してゼミは、学生が主体となって個人またはグループで研究テーマを決め、そのテーマの仮説を立てて調査を行い、結論を見出すという主体的・行動的なスタイルです。得られた結論は定期的にレポート・プレゼンテーション・論文などの形でゼミ所属の教員や学生の前で発表し、適宜学生や院生からの質疑応答に対応したり、ディベートや討論を行ったり、指導教員からのアドバイスを受けたりします。

大学の「ゼミ」に所属するには?/

大学のゼミに所属するにはまず、一般的には大学側から書類が配布され、その書類に希望のゼミの名前を書いて提出します。学科ごとの人数が少ない大学であれば、余程のことがない限り希望がそのまま通りますが、先程も説明した通り、学生の人数が多いマンモス大学では、必ずしも希望がそのまま通るとは限りません。

人気のゼミには申し込みが集中するので、ゼミによっては「入室試験」を実施する場合もあります。試験と言っても多くの場合は面接・面談で、場合によっては志望理由書などを提出して「なぜこの研究室に入りたいのか」という熱意をアピールしないといけません。その他にも「ゼミで何をしたいのか」「なぜこの研究がしたいのか」といったことも含めて答えられればベストです!

\ゼミの活動内容/

①課題発見 今までの学習をもとに、一人ひとりの関心にそったテーマを選びます。どうしてもテーマを決められないときには、教員からテーマを提案されることもあります。

②調査 先行研究の論文を読んだり、理系の場合は実験を、文系の場合はフィールドワークを行ったりします。

③討論 調査で得たデータや資料を元に、自らの考えをまとめた上で、ゼミの仲間とディスカッションを行います。

④発表 研究成果を、パワーポイントなどを利用して、わかりやすく伝えます。プレゼンテーション用の資料の作り方や、話し方などを学ぶことができます。

⑤その他 ゼミでは、上記のように、興味のあるテーマに関してリサーチを行ったり、研究を行ったりします。しかし、ゼミは学術的な活動だけではありません。授業のあとに懇親会を行ったり、ゼミ生同士の絆を深めるために旅行に行ったりするゼミもあります。

\ゼミに参加するメリット/

大学によっては、ゼミに入ることが必須になっていることもありますが、ゼミに入るかどうか個人に任されていることも少なくありません。ゼミに参加すると、卒業に必要な単位取得の他にどのようなメリットがあるのでしょうか? ゼミに参加するメリットとしては、次の3つがあげられます。

①大学生活が充実する

大学生活がはじまると実感する人も多いかもしれませんが、大学では意外と同級生と、なにか一つのことに没頭したり、仲よくなったりする機会がありません。中学や高校のようなクラスもなく、受ける授業も一人ひとりバラバラだと、知り合う機会が少なくなってしまいます。サークル活動や、学生団体などに所属することで、同じ大学の友人を作ることができます。しかし、サークルは全員でなにか一つの目標に向かって、協力するというような雰囲気ではなく、高校の部活動のような充実感が得られにくいです。ゼミに参加すると、授業の時間はもちろん、プライベートな時間でも調査や課題、プロジェクトを行うようになります。一緒にいる時間も長く、プロジェクトを成し遂げたときの達成感を分かち合うことができ、充実感を実感することができます。

☆大学の部活・サークル事情はこちらからチェック→現役大学生に聞いたリアルな部活・サークル事情

②先輩後輩や教授との繋がりができる

ゼミに入ると、同級生との横の繋がりだけでなく、先輩や教授との縦の繋がりもできます。ゼミの活動中にわからないことがあれば、頼りになりますし、ゼミ以外でも履修の相談やサークルの相談などをすることができます。また、3年生や4年生になると、就活を考えなくてはいけません。就活をすでに行った先輩からの話や、様々な学生や企業を見てきた教授からのアドバイスは、大変役に立ちます。ゼミに参加することは、大学生活や就活を行うときに、非常に頼りになる縦の繋がりのきっかけになります。

③専門知識やプレゼンなどのスキルを身につけることができる

大学在学中に、なにか特定のテーマについて深く追求していく機会はなかなかありません。社会人になるとなおさら、まとまった時間を勉強に当てることができなくなります。ゼミに参加して、特定のテーマについて勉強をしていくと、他の学生にはない専門性を獲得することができます。専門知識を持っていると、論文を書くときに役に立ったり、就活で評価されたりします。またゼミに参加していると、テーマを与えられて、リサーチしたりプレゼンしたりする機会があります。ゼミでの活動を通じて身につけた、リサーチやプレゼンのスキルが社会人になってからも役に立つことがあります

④就活に役立つ

まず、ゼミに入るのにも試験がある場合があります。成績やエントリーシートや面接などで評価されます。自己PRや、今後何がしたいのかを考えて伝える経験は、就職活動にも活きてきます!そして、就活面接では、必ず聞かれる質問の一つに、「学生時代に頑張ったことは何ですか?」というものがあります。その時に答えられるのがゼミでの活動です。学生時代に頑張ったことを聞かれて、バイトや部活と答えるのも間違いではありません。しかし、学生の本分はあくまで学業なので、大学に進学して何を勉強してきたのかを伝えるものとして、ゼミでの研究は非常に役立ちます。

☆24卒が今から就活でうまくいく方法はこちらからチェック→24卒必見!今からでも就活がうまくいく方法

\「ゼミ」所属後はどのようにステップアップする?/

先程も説明した通り、大学のゼミの最終的なゴールは「卒業研究」であり「卒業論文」です。ゼミの中には、学科と密接に結びついているところもあり、そうしたゼミでは正式に所属する前から実質所属内定のような感じで、1年次から定期的にゼミに顔を出すよう求められることもあります。

1年次からゼミに参加することが一般的な大学では、1年次にはまず学生に基礎知識や研究テーマの探し方を覚えてもらいます。そして徐々に簡単なレポートや発表・討論といったことから「主体的に学ぶ」姿勢を身につけていきます。

2年次からは専門の文献調査や聞き取り調査などより実践的な活動を通し、専門分野に横たわる課題を見出していきます。

3年次からは多くの大学でゼミへの正式所属となり、活動が本格化します。これまでよりも多い頻度で発表を行い、指導教員とも話し合いながら、自分の卒論テーマにつながる課題を絞り込んでいくことになります。

4年次には、それまでの発表から得られた知見をベースに研究テーマを発展させ、卒業論文(卒業制作)という明確な成果に仕上げていきます。遅くとも4年次後半には論文を書き始め、教授の指導を受けながらひたすらブラッシュアップしていくことを繰り返し、卒論発表会に向けて準備を進めます。

\ゼミの選び方/

ゼミ選びでまず重要となる判断基準は「自分に合ったゼミかどうか」です。興味がある内容の研究をしているかどうか、研究の仕方は所属している学部・学科と合っているか、また教授と考えが合うかどうかも見たほうがいいでしょう。

●研究テーマに興味関心があるか

ゼミとは、「少人数で同じテーマを研究する集まり」です。所属したいゼミの研究テーマに興味関心がなければ研究を続けることはできません。大学での勉強の中心となる研究なので、面白いと思ったことをしたいですよね。ゼミではかなり細かいことまで研究します。やっていて楽しい!と思う研究ができるゼミを選びましょう。

●教授はどんな人か

ゼミ、特に卒論では教授と二人三脚で取り組みます。教授と合わなかったら研究が進まず、極端な場合には卒業ができなくなることもあります。ゼミ訪問などをして、教授がどんな人なのか知っておきましょう。

●ゼミの雰囲気はどうか

ゼミによっては、ゼミ旅行が催されるところもあるようです。「研究に没頭したい」「ゼミ生とは研究だけでの付き合いでいい」という人にとってはこのようなイベントは楽しくないかもしれません。そういったゼミの雰囲気も、選ぶ基準に入れておきましょう。

\☆最新☆高い実績を残してきた大学のゼミを一部ご紹介/

北星学園大学

【英語副専攻ゼミ(西原ゼミナール)】

北星学園賞を受賞 

(本学園が設置する各学校で最も功績のあった生徒や公認団体を表彰)

コロナ禍で海外渡航が困難な中でも新しい時代の国際教育の可能性を学生たち自らが示しました。オンラインで行う海外の学生・教員とのコラボレーションを軸とした学習(共修)を行い、英語副専攻チームは、主にオーストラリア・シドニー大学の教員とのセッションの企画・運営、インドネシア・マラナタ・クリスチャン大学の学生とプロジェクトなどを行っています。国際的な視野で、経済、福祉、コミュニケーションの諸分野を語り合い、学びを深めます。学生1人1人が新たな発見を通して成長することが出来る、文化や言語の垣根を超えた、生きた多文化理解の学習フィールドです。北星とインドネシア・マラナタ大学の学生が一緒にひとつのものをつくるコラボプロジェクトです。北星×マラナタの混合チームに分かれ、社会事情や職業観など身近なトピックについて意見を交わしました。約1ヶ月、LINEやZoomを用いて各チームで何回もコミュニケーションを取り、共に本番のプレゼンに向けて協力していきました。

2021年度 北星学園賞および北星学園大学賞の受賞者が決定しました。 | 北星学園大学・北星学園大学短期大学部

プロジェクト詳細:https://www.hokusei.ac.jp/international/coil-project/

【環境経済学ゼミ】

「Seabinから始まる海のお掃除大作戦」プロジェクトを開始 — 海洋ごみ削減のためのクラウドファンディングを実施中

北星学園大学経済学部(北海道札幌市)環境経済学ゼミナールでは、「Seabinから始まる海のお掃除大作戦」プロジェクトを立ち上げた。これは、北海道初の試みとして、苫小牧港勇払マリーナ(北海道苫小牧市)に海洋ゴミ回収装置「Seabin」を設置しようというもの。苫小牧市はリサイクル事業が活発である一方で、港周辺は不法投棄やポイ捨てなどによって海洋汚染と景観悪化が進行している。学生らは「海洋汚染を北海道から解決していけないか」という考えからプロジェクトを立ち上げ、現在、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で支援を募っている。

シービンから始まる海のお掃除大作戦 - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

プロジェクト詳細:https://camp-fire.jp/projects/view/607427

北星学園大学進学予定の学生必見!おすすめ物件3選!

北海学園大学 経営学部

【金倫廷(キム・ユンジョン)ゼミ】担当科目:企業行動

ゼミ生3名が「札幌で働こう!札幌創生アイデアコンテスト」で優秀賞受賞

2021年9月〜10月に行われた札幌商工会議所総合企画部主催の「札幌で働こう!札幌創生アイデアコンテスト」で、本学経営学部3年生の下田 蓮さん、竹嶋 康稀さん、細田 友樹さんが優秀賞を受賞し、12月10日(金)に表彰式が行われました。おめでとうございます。

このコンテストはより多くの若者が札幌で働き、住み続けたい街の実現を目指し、若者によるアイデアを募集したものです。札幌での若者定着への寄与度、実現可能性、独創性、ワクワク感(人を楽しませる仕組み、表現手法)、論理性等について、審査委員による総合的な判断で決定されました。

金ゼミ生3名が優秀賞受賞 | 新着情報 | 北海学園大学経営学部

ゼミ詳細:https://ba.hgu.jp/program/seminar/yunjeongkim.html

【佐藤大輔ゼミ】担当科目:経営管理

M-PRO最終発表大会で最優秀賞と優秀賞獲得

10月10日(日)に開催されたM-PRO最終発表大会で、経営学部佐藤大輔ゼミのチームが最優秀賞と優秀賞を獲得しました。

M-PROは札幌商工会議所や北海道新聞社が主催する学生による企業の魅力発信イベントで、3カ月にわたって学生と企業のチームが自社の魅力を調査・分析し、それを動画コンテンツに落とし込んでコンペに臨む、というスキームで展開されます。

2018年度の立ち上げ時から佐藤教授が関わっており(地域連携事業)、現在は複数大学からの参加を得ながら今年は9社とともにプロジェクトを進めました。

今回の最終発表大会では審査委員(各参加大学の教員および商工会議所の人材確保委員長など)、参加企業・学生らによる制作された動画への評価、当日のプレゼンへの評価を総合的に勘案して最優秀賞と優秀賞が決定され、両者とも佐藤ゼミのチームが受賞することができました。

経営学部佐藤大輔ゼミM-PRO最終発表大会で最優秀賞と優秀賞獲得 | ニュース・お知らせ | 北海学園大学

ゼミ詳細:https://ba.hgu.jp/program/seminar/daisukesatoh.html

北海学園大学進学予定の学生必見!おすすめ物件3選!

ゼミは大学における学習の多くを占めますし、とりわけ専門研究のゼミでの活動は大学生活の集大成といっても過言ではありません。大学に進学した意義を感じるためにも、自分に合ったゼミに入って学生生活を充実したものにしましょう♪

学生会館ドーミーは皆様の学生ライフを全力支援致します!ひとり暮らしで悩んでいる方、興味を持った方はぜひチェック

資料請求お申し込みお問い合わせ見学

 

〈 一覧に戻る