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2023.03.15

大学時代の出会いが大事な理由

 

大学生は、「人生の夏休み」といわれるほど自由な時間に囲まれています。
社会人に比べると圧倒的に自由な時間に溢れています。しかし、多忙な受験勉強生活を終えてのキャンパスライフには、かなり温度差があります。いきなり時間ばかりが出来てのんびりな生活を続けてしまうとあっという間に4年間が終わってしまいます。そんな時間が沢山ある大学生活で大切なこと、それは「出会い」です。

大学生]友達が上辺だけの関係で気を遣ってばかりという方へ! - sazankablog

大学生生活のメリット

まず大学生生活でやるべきことを紹介する前に、大学生のメリットをお話する必要があります。社会人ではないメリットが大学生にはあります。そのメリットを知ることで大学生生活にしかできないことも見えてきます。その中でも特に大学生ならではのメリットを3点挙げます。

1.自由な時間が多い!

これが大学生の最大のメリットであり醍醐味ですね。中には、ぶっ続け勉強と研究を続ける学生もいますが、やりたいことが見つかっているならそれに越したことはありません。しかし、一般的に授業は必修科目以外は、自由に選択・受講が可能です。もう少し言えば自分の入れたい時間に授業を入れることも可能です。社会人であれば、朝から夕方・夜まで仕事漬け。自分のやりたいことを組み込むことも難しくなります。大学生であれば、午前中バイトを入れることも可能・深夜バイトをして午前中ゆっくり寝ることも可能、と自由に時間を組み立てられます。「自由な時間」は、大学生の専売特許です。

2.サークルや教室でも沢山の人に出会える!

高校生では、毎日同じ仲間・先生と会う機会の方が大きいでしょう。しかし、大学生になると生徒数の規模も大きくなり、何歳からでも通うことができるので出会う年齢の幅も大きくなります。気軽に話かけてきた同じ授業の隣人が5つも年上ということもあります。
同じ必須科目を受けている生徒が同じ年という高校生感覚も大学では違ってきます。半分社会で半分学生のような世界が大学生生活です。校内でも多くの人に会えるだけでなくプライベートではアルバイトもできるので、大学生生活はより沢山の人に出会えるチャンスでもあるのです。沢山の人に出会って話すことは、自分自身の視野を広げたり、価値観の柔軟性を高めてくれます。

3.パソコンや図書館など施設が充実!

文学部・経済学部・理学部・薬学部などと大学は専門施設なのでその専門教材や参考書が多く揃っています。学生カードを持っている人だけが入館できる大学図書館やパソコン室も好きなだけ使用することができるので、大学生の特権と言っても過言ではありません。

実際に大学を卒業して「もっとこうしとけばよかった」と思ったこと第一位!

【沢山の人に会う】

大学生生活では、校内からプライベートまで交流の場が山ほどあります。アルバイト・サークル・部活・ゼミ、学生イベント・交流会「沢山友達を作れ!」とはいっていませんが、ただこの沢山のチャンスに自分から足を踏み入れることで本当の気が合う仲間と出会えるはずです。もしかしたらその友人が将来企業の社長になるかもしれません。弁護士になるかもしれません。そういう職種の人が友人であることは、将来自分が困ったときに助けてくれます。「人見知りだから」と言っている暇はないかもしれません!

友人がいないことのリスク
まず、大学の中に「話をしたり一緒に遊んだりする友だち」が「いない」と回答している学生は、友だちが「いる」学生よりも、「大学を辞めて大学以外の進路に変更したい」「他の大学に入り直したい」と考える割合が高くなっています。反対に、大学内に複数の友だちがいる学生は大学から離脱する意向を持たない傾向がみられています。大学内に友だちがいないということは、大学へのコミットメントを弱め、大学から離れる意向を後押しする要因となっているものと考えられます。

「大学を辞めて大学以外の進路に変更したい」と思う頻度(話をしたりする友人の数[大学内]別)

「他の大学に入り直したい」と思う頻度(話をしたりする友人の数[大学内]別)

また、友だちの存在は授業や学習に対する意識にも影響があるものと思われ、友だちが「いない」と回答している学生は、友達が「いる」学生よりも「授業に興味・関心をもてない」と回答している割合が高い傾向がみられています。大学内に友だちがいない学生は、大学の授業にも関心をもたず、大学から離脱したいという意識を持っており、友だちが多ければいいというわけではないが、友だちがいなくても大学の授業に魅力を感じていれば、大学生活は充実し、大学からの離脱は考えなくなるでしょう。しかし、今回の調査の結果からは、大学内に友達がいないということが、大学への適応を阻んでいるという「リスク」があるという側面が浮き彫りとなっています。

「授業に興味・関心をもてない」と感じる度合い(話をしたりする友人の数[大学内]別)

大学への着地は友だちの存在がカギとなっている

次に、大学満足度と大学における友人関係についてみてみましょう。大学生活の総合的な満足度は、「大学内に話をしたり遊んだりする友だち」が複数存在するほど「満足」と回答する割合が顕著に高くなっています。また、大学内に友だちが多くいる学生ほど、「今の大学に入学して成長したと思う」と感じている割合も高くなっています。大学に友だちのネットワークを持っている学生は大学生活に満足し、成長しているという実感を持っています。大学の中において、共に学び、遊び、会話を交わす相手がたくさんいるということは、大学生にとっては我々が思う以上に大きな意味を持っています。大学生活への適応は、大学の中において良好な人間関係のネットワークができるかどうかが重要なカギとなっているものと考えられます。

総合的な大学満足度(話をしたりする友人の数[大学内]別)

今の大学での成長実感(話をしたりする友人の数[大学内]別)

高校までとは異なる人間関係をどう構築するか

1年生対象の大人数の講義形式の授業を担当する際、よく学生から出される要望として、「授業の中でディスカッションがあると助かる」というものがあります。担当している科目が教職の資格関連科目ということもあるが、当の学生に理由を聞くと「同じ目標を持っている仲間が欲しいが、大学のようなそれぞれが自由に行動する場所では、知り合う機会は授業くらいしかない」ということでした。講義の前後に周囲の学生に声をかければ済む話ではないかと思いますが、お互いに次の授業への移動に忙しく、話しかけるタイミングを逃したまま、日々が過ぎていってしまうのだといいます。高校までの友だちづくりと大学での友達づくりとでは、チャンスも関係を構築するための時間もかなり異なっています。高校まではクラス単位での学校生活となるため、クラスの中で十分な時間を使って友だちとの関係を深めることができますが、大学では時間的にも空間的にも自由度が高まる分、友だちとの出会いの場も関係を深める時間も限定的となっていきます。大学進学率が50%を超え、以前とは異なる多様なタイプの学生が大学生となる現在において、「友だち」が大学への適応や学習への意欲に少なからず影響があるならば、高校までとは異なる大学での人間関係の構築の機会をどう作るかについても考える必要があるのかもしれません。

「きっかけ」としてのプログラムや自由に交流できる「場」を用意する

大学が学生の友だちづくりまでお膳立てすることは、「主体性」が問われている昨今においては得策ではないものと思われます。しかし、入学時に新入生同士が交流できるようなプログラムを増やしたり、初年次の講義にグループワークを取り入れたりすることは、十分に可能な支援策といえるでしょう。出会いの「きっかけ」としてのプログラムを準備し、あとは学生が自由に交流し、ともに学ぶことのできる「場」を用意する。例えば、最近、図書館などに設置され、注目されているラーニング・コモンズのような学生の交流の場を大学内の様々なスペースに用意するということも大学にできることの一つであると思われます。
いつも一緒の教室で生活していた高校生までの親密な友人関係から、大学という自由度の高い空間での友人関係の構築は、様々な背景の人々との付き合いが求められる社会人となってからの人間関係への移行期間という点でも重要な意味を持ちます。
学生の大学への適応には「友だち」の存在が大きな意味を持っており、大学という場が大学生たちにとって、高校〜大学〜社会へと向けた人間関係の構築を模索する空間として機能することで、大学における生活と学習にも好影響をもたらすことが可能になるものと考えられます。

大学の友だちと知り合ったきっかけ(学年別)

子どもと大人の、ちょうど中間とも言える「大学時代」。勉強、恋愛、遊び、そのすべてが大切な思い出ですよね。そして、多感な時期を一緒に過ごした友だちだからこそ、社会人になった後も本音で話せる関係が続くのかもしれません。

自由に交流できる「場」=DORMY SAPPORO ドーミー札幌学生会館

学生会館にはいろいろな学校の学生が住んでおり、施設内の共用スペースで顔を合わせる機会も多いので、違う学校の友達をつくりたいと考えている人にとって最適な場といえるでしょう。

◉生活空間が出会いの場になっている

学生会館には所在地から通学しやすい学校の学生が集まるため、いろいろな学校の学生と知り合うことができます。他校の学生と出会える場所といえば、サークル活動やアルバイトなどもありますが、学生会館の場合は生活する場所自体が出会いの場になっているので、違う学校の友達をつくるのにベストな環境といえるでしょう。

◉共用スペースで気軽に声をかけることができる

学生会館では共同生活がベースになっているので、毎日の生活の中で別の学校の入居者に話しかけるチャンスがたくさんあります。各自の部屋は個室であることが多いものの、大浴場やキッチン、ランドリールームやラウンジなど、施設によってさまざまな共用設備が用意されており、食事つきの場合は食堂も備えられています。個人のプライベートが完全に確立されている一般的な賃貸物件とは違って、入居者同士の距離が近いため、気軽に声をかけてコミュニケーションを深めることができるでしょう。

◉交流イベントを開催していることが多い

学生会館の中には、入居者の親睦を深めるためのイベントを定期的に開催しているところもあります。歓迎会やバーベキュー大会、クリスマスパーティーやボランティア活動など、イベントの内容は施設によって異なりますが、どんなイベントであっても他校の学生と交流を深める絶好の機会なので積極的に参加することをおすすめします。

さまざまな交流イベントに参加することで、友達づくりと思い出づくりが同時にでき、学生生活がより楽しいものになるでしょう。新生活をスタートするにあたって、学校の垣根を越えてたくさんの友達をつくりたいと考えている人は、是非とも学生会館を検討してみてください。大学生が人脈を大きく広げるために、最終的には大学外に飛び出すことが必要だと思います。知らない人と会うのは誰でも緊張します。でも一度がむしゃらに人に会ってみてください。そのうち人脈を広げていく楽しさ、自分が頼れる人の多さを自覚できるはずです。人脈は将来的にきっとあなたの武器になります。

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