1.札幌の夏フェス文化──「街と大自然を同時に楽しむ」贅沢
北海道の短い夏は、とにかく濃い。市街地のビル風を抜ければ、すぐそこに雄大な空と草原が広がり、そこへ音楽が重なる瞬間――それが札幌近郊の野外フェスの醍醐味だ。都市機能とアウトドア体験がワンセットになっているから、初めてのフェスでも「遠征」のハードルが低い。この記事では、RISING SUN ROCK FESTIVAL in EZO、JOIN ALIVE、SAPPORO CITY JAZZ PARK JAZZ LIVEの三大イベントを軸に、チケット選び・アクセス・持ち物・節約術まで丸ごと解説する。友達同士も、ひとり参加も、今年は思い切って“北の音”に飛び込もう。
2.RISING SUN ROCK FESTIVAL 2025 in EZO(石狩湾新港樽川ふ頭横)
- 日程:2025年8月15日(金)–16日(土)〈オールナイト開催〉 (japancheapo.com)
- ラインナップ例:ASIAN KUNG-FU GENERATION、くるり、SUPER BEAVERほか50組超 (rsr.wess.co.jp)
- チケット:通し券¥31,000/各日券¥15,000〜¥20,000、テントサイト付¥37,000〜 (japancheapo.com)
ポイントは“夜明けのライジング”。太陽が雲海を朱く染め、ステージ後方の海から朝日が昇る瞬間に鳴るアンセムは、一生モノの景色になる。キャンプ装備は最低限でもOKだが、防寒着とレインウェアは真夏でも必須。レンタルテントは数に限りがあるため、確実に泊まりたい人は早期抽選へ。
※公式ホームページより引用
3.JOIN ALIVE 2025(岩見沢公園キタオン&北海道グリーンランド)
- 日程:2025年7月19日(土)–20日(日) (setlist.fm)
- 特徴:遊園地と芝生エリアが地続き。観覧車やコースター越しに聴くライブは唯一無二。
- ステージ数:5(オールジャンル編成で世代を問わず楽しめる)
ファミリー向けサービスが厚いのも魅力。会場内コインロッカーは多めだが、すぐ満杯になるので折りたたみチェア兼収納ボックスが便利だ。岩見沢駅から直通バスが出るが、札幌→岩見沢は学割の効くJR快速が本数豊富で、往復運賃も¥1,900前後と安い。帰路は23 時台の臨時列車が定番だが、混雑を避けたいなら一つ前の普通列車に並ぶとスムーズ。
※公式ホームページより引用
4.SAPPORO CITY JAZZ PARK JAZZ LIVE(大通公園ほか市内10会場)
- 日程:2025年7月19日(土)–20日(日)〈入場無料〉 (sapporo.travel)
- 規模:プロ・アマ合わせて200組超が路上やカフェで演奏。コンテスト決勝「North Jam Session」は札幌芸術の森野外ステージで開催。
- 楽しみ方:芝生にレジャーシートを敷き、スープカレー片手に気ままに“はしごジャズ”。夜はテレビ塔がライトアップされ、街そのものがステージになる。
無料ゆえ「音漏れ」ではなく「音が溢れる」フェス。座席取り合戦はないが、日陰は限られるので折りたたみ日傘が快適。地下歩行空間を経由すれば、天候急変時も濡れずに駅へ戻れる。
※公式ホームページより引用
5.チケット攻略:学割・早割・リセールの賢い使い分け
- 学割:RSRは学生証提示でリストバンド交換時にオフィシャルグッズ¥500割引クーポンを進呈。JOIN ALIVEは学割チケットの枚数限定販売あり。
- 早割:各フェスとも第1・第2先行で¥1,000〜¥3,000安く、抽選制。外れてもリセールで救済チャンスがある。
- 公式リセール:直前キャンセル品が定価で出る。SMS認証があるため転売対策も万全。
6.アクセス比較表
フェス | 最寄駅 | 所要時間(札幌発) | 交通費目安(往復) | 深夜帰宅可否 |
---|---|---|---|---|
RSR | JRテイネ駅→シャトルバス | 50 分+20 分 | ¥3,600(シャトル込) | ○(24 hバス) |
JOIN | JR岩見沢駅→会場バス | 45 分+20 分 | ¥1,900 | △(最終23 時台) |
SCJ | 地下鉄大通駅 | 5 分 | ¥420 | ◎ |
7.持ち物チェックリスト
- 共通:モバイルバッテリー(容量10,000 mAh以上)、防水スマホポーチ、折りたたみレジャーシート、日焼け止め、高機能インナー。
- キャンプ向け:銀マット(地面の冷え対策)、耳栓、ヘッドライト。
- 街フェス向け:キャッシュレス決済(交通系IC+QR)、折りたたみ日傘、サコッシュ。
8.節約ワザ&裏技
- コンビニ予約ロッカー:駅ナカに事前予約できるロッカーが増加中。荷物を朝ドロップ→手ぶら参戦→夜引き取りがラク。
- シャワー難民回避:RSR会場の有料シャワートレーラーは長蛇の列。近隣スーパー銭湯の深夜営業を前日に調べ、タオルセットを持参しよう。
- “フード被り”防止:JOINとRSRは会場外再入場不可だが、フードエリアは朝イチが穴場。昼のピーク前に人気店を制覇するのがコツ。
9.フェス×学生生活を120%楽しむために
レポートや試験期間と被る7〜8月。事前にシラバスでレポート締切を確認し、モバイルWi-Fiで現地提出という猛者もいる。バイト勢はお盆シフトが重いので、応募段階で日程ブロックを相談しておくとトラブル回避に。学内SNSにフェス仲間募集の掲示を出すと、移動費の相乗りやテントシェアでコストをぐんと圧縮できる。
10.まとめ:フェスも日常も“住環境”がモノをいう
札幌は都市型フェス天国。駅近の住まいなら終演後すぐシャワー&洗濯ができ、翌朝の授業にも遅れない。ドーミー学生会館札幌なら、朝夕食付き・オートロック・高速Wi-Fi完備で、荷物の一時預かりや宅配受け取りもOK。フェス帰りにそのまま爆睡できる“ホームベース”があると、夏の思い出はもっと充実する。次のフェス参戦計画を立てるなら、まずはドーミーで快適な拠点づくりを!
さあ、チケット抽選の締切をチェックして、札幌の夏を全身で浴びに行こう!
ドーミーでは、頑張る学生を応援しています。
学業に専念しながら、交友関係を広げられる場所。
あなたの夢に寄り添う生活を。