北海道の観光スポットといえば、「小樽運河」「ファーム富田」「旭山動物園」などが有名で、どのサイトでも同じようなスポットが紹介されていますよね。本日は、定番の北海道観光スポットに飽きてしまったドライブ好きな学生
やアウトドアな学生に穴場スポットを紹介します。札幌駅を起点に距離が遠いスポットから順に紹介いたします。
札幌駅から車で6時間30分(有料道路)~7時間50分(有料道路なし)
443km
↓知床ネイチャークルー↓
住所:〒086-1833 北海道目梨郡羅臼町本町27−1
自然の中をのびのびと泳ぎ回るクジラやイルカに出会いたい場合は、知床ネイチャークルーズがおすすめです。最新式のエンジンを搭載した船、エバーグリーンに乗って、大海原に乗り出してみてはいかがでしょうか。夏の間は、マッコウクジラやイシイルカを発見するベストシーズンでもあるため、ダイナミックな泳ぎを見れるかもしれません。
ガイドさんは発見が早い為、波が立ってるのか生き物なのか、瞬時に見極めて発見します。見つけるたびに『10時の方向にクジラ!』と教えてくれます。見つけると船は一気に加速して全速力で走るので、波しぶきも迫力があります。
クジラが見つからない時、ガイドさんがクジラの生態について教えてくれます。息をするために海上に出てくるとか、海中に潜ったら40分くらい上がってこないとか。聞くことすべてが驚きの内容ばかりでした。知識があると、出会ったときの感動も高まります!
イシイルカは背びれで波を切って泳ぐ様子を、マッコウクジラは肉眼でもしっかり尾びれが上がっている姿を見れました。残念ながら時期の関係でシャチには巡り会えませんでしたが、それも自然ゆえのこと。
夏は巡り会えるチャンスも多いようです!!!
札幌駅から車で6時間(有料道路)~7時間40分(有料道路なし)
426km
↓トドワラ(野付半島)↓
住所:野付郡別海町野付
道東沿岸の日本最大の砂嘴(さし)、野付(のつけ)半島にある「トドワラ」
「砂嘴」とは海流で運ばれた土砂が堆積して生まれた地形で、野付半島は特にカギ針状の珍しい形をしています。
ここでは干潟や湿原、森林、四季折々の花々が咲く一方、近年の異常気象の影響でトドマツが立ち枯れ、その朽ち果てる姿が”この世の果て”感ハンパないとじわじわブームが来ています!実は地盤沈下も進んでいて、毎年その姿を変えているトドワラ。いずれ失くなってしまうとも言われるこの地をぜひ今のうちに目に焼き付けてみてください!
札幌駅から車で5時間15分(有料道路)~6時間(有料道路なし)
352km
↓祈りの塔(宗谷岬公園)↓
住所:〒098-6758 北海道稚内市宗谷岬
日本最北のまち・稚内の宗谷岬公園に立つ「祈りの塔」。
宗谷岬というと「日本最北の地」と刻まれた石碑が有名ですが、丘の上にある宗谷岬公園も見どころ!
この白鶴は1983年に起こった大韓航空機撃墜事件の犠牲者への慰霊塔でもあり世界平和を願う祈りの塔でもあります。白鶴の顔は犠牲者の故郷サハリンに向いています。
人々の想いを背負い、大空へ羽ばたく鶴の姿は本当に美しいですね!
札幌駅から車で4時間(288km)
↓滝瀬海岸シラフラ(乙部町)↓
住所:〒043-0101 北海道爾志郡乙部町滝瀬341
道南は日本海沿いにある乙部(おとべ)町の滝瀬(たきせ)海岸。
江戸時代から「白い傾斜地」の意味で「シラフラ」の名で親しまれ、そこだけぽっかりとホワイトロックの海岸線が続いています。目の前に立つと、「ここ本当に北海道?」とふしぎな錯覚に陥ること間違いなし!
滝瀬海岸にはもう一つ、「くぐり岩」という名所もあるので、そこもお見逃し無く!
札幌駅から車で4時間30分~5時間(277km)
↓【離島】利尻礼文サロベツ国立公園↓
住所:097-0401 北海道利尻郡利尻町沓形
夏の北海道旅行でおすすめのスポットは「利尻礼文(りしりれぶん)サロベツ国立公園」!こちらは北海道の北端にある自然公園です。
「利尻島(りしりとう)」と「礼文島(れぶんとう)」の2つからなる「利尻礼文サロベツ国立公園」は、山・お花畑・海食崖・湿原・海岸砂丘と自然に富んだ国立公園です!夏でも涼しく、多彩な自然の景観と澄んだ空気が心を癒やしてくれます。
特に夕暮れ時は絶景!とてもロマンチックな風景で、カップルの旅行におすすめの観光地です。そんな見所満載の「利尻礼文サロベツ国立公園」には、夏におすすめの観光スポットがたくさんあります。
山と海に囲まれているので池や湖、美しい日本海の絶景が見られます。中でもおすすめは、礼文島の「スコトン岬」からの景色!青い海に浮かぶ島々の景色に心癒されること間違いなしです。
北海道の大自然に囲まれた「利尻礼文サロベツ国立公園」で、ぜひ夏らしい旅行を満喫してみてください。
札幌駅から車で3時間50分(有料道路)~4時間50分(有料道路なし)
275km
↓緑の海岸(広尾町)↓
住所:〒089-2771 北海道広尾郡広尾町音調津
南十勝・広尾町を流れる美幌(びほろ)川河口域に広がる「緑の海岸」。
ここは地元道産子でも知る人ぞ知るスポットで、なぜかここだけ大小の丸石が海辺にかたまり海藻のアオサが異常繁殖しているんです。一面鮮やかな緑の海岸は壮観!
大潮(干潮)のタイミングでしか現れないので、訪れるときは気象庁HPなどにある北海道の潮汐表をチェックしていくと良いですよ!
札幌駅から車で2時間50分(有料道路)~3時間30分(有料道路なし)
191km
↓旭岳↓
散策が楽しめる旭岳では、6月上旬から8月中旬ごろにチングルマやキバナシャクナゲなどの高山植物が咲き誇り、訪れる人々を楽しませています。
ロープウェイに乗って、自然がつくり出すスケール感の大きさを感じてみてはいかがでしょうか。
札幌駅から2時間45分〜3時間30分
187km
↓天人峡羽衣の滝(東川町)↓
美瑛町から車で約1時間、お隣の東川町にある天人峡の「羽衣の滝」。
この滝は、平成25(2013)年に発生した崖崩れの影響で長らく通行止めになっていましたが、平成30(2018)年6月にようやく復旧工事が完了し、新しい遊歩道と滝見台への道が開放されました!
柱状節理の険しい断崖からしなやかに流れ落ちる7段の滝はまさに天女の羽衣!ちょっと大変ですが、標高850mの滝見台からの眺めは最高の絶景ポイントです!
札幌駅から車で2時間40分~3時間15分(187km)
↓上平 グリーンヒル ウインドファーム(苫前町)↓
道北日本海沿岸にある苫前(とままえ)町の風力発電の丘「上平 グリーンヒル ウインドファーム」
20基もの大規模風車が青々とした牧場の丘に立ち並ぶ姿は、牧歌的で絵になる風景!
北海道屈指の日本海を走るドライブルート「オロロンライン」からも見えます!
札幌駅から車で2時間30分(148km)
↓白ひげの滝(美瑛)↓
住所:〒071-0235 北海道上川郡美瑛町白金
「白ひげの滝」は、白金温泉にある十勝岳連峰の地下水が流れている滝!その名は、溶岩層の割れている部分から美瑛川に流れ落ちていく様子が、白いひげのようにみえたことから付けられたと言われています。
幻想的な景色に感動すること間違いなし!日常を忘れられる自然の神秘的な光景は、まさに圧巻です。
札幌駅から車で2時間5分(有料道路)~2時間55分(有料道路なし)
145km
↓雲海テラス↓
神秘的でダイナミックな雲海は、幻想的な世界をつくり出してくれます。星野リゾートトマムにある雲海テラスには、この雲海を楽しめるよう様々な展望スポットを設けており、雲海を眺めながら思い思いの時間を過ごすことができます。
雲海は、気象条件がそろわなければ見ることができません。ホームページに公開される予報を参考にしながら、チャンスを伺ってみてはいかがでしょうか。
札幌駅から車で1時間45分~2時間25分(132km)
ほたるの里(沼田町)
旭川から西に約40kmの沼田町には夏の風物詩・ほたるの舞が観賞できる「ほたるの里」があります。
ほたるがいる場所はきれいな空気と水があるところ。「ほろしん温泉ほたる館」の横にある散策路では、たくさんの源氏ほたるがはかない命を惜しむように、ユラユラ幻想的に舞っています。
ちなみに、日帰りもできるほたる館の露天風呂からはほたるが見えるので、何とも贅沢な時間が過ごせます!
札幌駅から車で1時間40分〜2時間(119km)
↓ひまわりの里(北竜町)↓
沼田町から南へほど近い北竜町にある「ひまわりの里」。
町のシンボルでもあるひまわり畑は日本最大級のナント150万本!どこまでも続くひまわり畑に身を置くと、まるで黄色の海に包まれているよう。
ひまわりのシーズンは8月中旬ぐらいまで。ひまわりの里ではひまわり祭りも開催されて、各種イベントからひまわりご当地グルメまで楽しめます。
札幌駅から車で1時間45分(97km)
↓積丹半島「島武意海岸」↓
島武意海岸(しまむいかいがん)は透明度抜群の海が見渡せる、夏の旅行にぴったりの絶景スポットです。
「島武意海岸」は「日本の渚百選」に選ばれるほどの美しさを誇ります。透明度が高いコバルトブルーの海は、思わず感動する美しさです。
また、ブルーやエメラルドグリーンにキラキラ光る海は、絶好のフォトスポット!海岸に降りて間近で絶景を眺めれば、日々の疲れも忘れてしまいます。
まさに夏ならではの観光名所なので、ぜひ北海道の避暑地で旅行を楽しんでみてください。