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2025.04.30

“もしも”を防ぐ。女性の一人暮らし防犯ガイド

春から新生活を迎えるみなさん、おめでとうございます!大学進学や就職をきっかけに、初めての一人暮らしを始めるという人も多いのではないでしょうか。自分だけの空間で過ごす自由な毎日。好きな時間にごはんを食べて、誰にも気をつかわずにのびのび過ごせる──
そんな一人暮らしには、ワクワクするような楽しさがたくさんあります。でもその一方で、「安全面で気をつけないといけないこと」もある、ということをぜひ知っておいてほしいのです。たとえば、警察庁の統計によると、性犯罪の被害者の約9割が女性。その多くが10代~20代の若年層で、被害の多くは帰宅途中や自宅周辺など、日常生活のすぐそばで起きています。さらに、ひったくりの被害者も約7割以上が女性。とくに夜間(18時~24時)の時間帯に集中していて、夜道を歩くことが多くなる一人暮らしの学生は、特に注意が必要です。ストーカー被害についても同様で、検挙されたストーカー事案の約9割が女性被害者であり、最も多いのが20代女性(約3割)です。ひとりでの生活リズムや行動パターンが読み取られてしまうことで、狙われるリスクが高くなるのです。実際に、

  • 帰宅途中に何度も同じ人とすれ違い、不安になった

  • 「宅配業者です」と名乗る人に無防備にドアを開けてしまった

  • SNSに「今ここにいるよ」と投稿したら、あとをつけられてしまった

──こんな声は、実は珍しいことではありません。どれも「よくある日常」の中で起きたことであり、ちょっとした油断や無意識な行動が、危険のきっかけになってしまうこともあるのです。でも逆に言えば、きちんと対策をすれば防げることでもありますこのあとの記事では、一人暮らしでありがちな“NG行動”や、実際にあった事件の例、そして安全に暮らすための習慣・環境について、わかりやすく紹介していきます。最後には、安心と自由を両立できる住まいとして、学生寮「ドーミー」という選択肢もご紹介します。「知らなかった…」と後悔しないために。
これから一人暮らしを始めるすべての人にとって、大切な防犯の第一歩になりますように。ぜひ、最後まで読んでみてください。

一人暮らしに潜む「想定外のリスク」&実際に起きた犯罪事例

「オートロック付きだから大丈夫」「治安のいい地域だから安心」──そう思っていても、残念ながら完全に安全な一人暮らしは存在しません。とくに注意したいのが、女性が一人暮らししていることが外部から“見えてしまう”状態です。部屋のカーテン、洗濯物、SNSでの発信…。一見何気ないことから、生活パターンや個人情報が悪意ある第三者に伝わってしまうことがあります。防犯意識を持つことの大切さは、実際の事件からも明らかです。

● 例①:ベランダから侵入、下着を狙ったストーカー

大学1年生の女性が一人暮らしを始めて3か月。毎晩同じ時間に洗濯物を干していたことで、近隣住人に「女性が住んでいる」と知られてしまい、夜間にベランダから侵入され、盗撮と下着泥棒の被害に…。

● 例②:SNS投稿が原因で居場所が特定される

一人暮らしの学生が「○○カフェなう」「部屋でNetflix中〜」などをSNSに投稿。位置情報を無意識にONにしていたことで、知らぬ間に自宅付近が特定され、不審者に尾行される事態に。

● 例③:宅配便を装った男が玄関から押し入り

「宅配でーす」という声に無防備にドアを開けた女性。玄関先に出たところで男に押し入られ、金品を要求される事件に発展。これらはすべて、「ちょっと気を抜いたとき」に起きています。
そして、「普通に生活していただけ」でも、狙われるきっかけは作られていたのです。

うっかりやりがち!一人暮らし女性のNG行動10選

①表札に名前をフル記載している

⇒フルネームを表札に出すことで、性別や一人暮らしであることが推測されやすくなります。特に女性の名前は、ストーカーや訪問販売などのターゲットになりやすいため要注意です。

②レースカーテンのみで生活している

⇒夜になると部屋の明かりでシルエットが透けてしまい、外から生活の様子が丸見えに。遮光カーテンとの併用で、プライバシーと防犯を確保しましょう。

③洗濯物を昼夜問わず干しっぱなし

⇒女性用の衣類や下着が干してあると、一目で一人暮らしの女性の部屋だとバレてしまうことも。夜間の室内干しや乾燥機の活用が安心です。

④ゴミや不在票を玄関前に出しっぱなし

⇒玄関前に長時間放置されたゴミや不在票は、「この家は今留守です」というサインになり、空き巣や不審者に狙われるリスクを高めてしまいます。

⑤宅配便に無意識に応答してしまう

⇒インターホンが鳴ったからといって即座に応答すると、訪問者に声の印象や生活スタイルが伝わることも。確認してから対応する習慣をつけましょう。

⑥SNSにリアルタイム投稿をしている

⇒「○○に来てる!」「今日は一人で家ごもり中」などの投稿から、居場所や不在時間がバレてしまうことがあります。投稿は時間を空けて行うのが安全です。

⑦オートロックを過信している

⇒オートロック付き物件でも“共連れ”で部外者が侵入するケースは少なくありません。エントランスで見知らぬ人を安易に通すのは避けましょう。

⑧玄関や窓の鍵をうっかり閉め忘れる

⇒鍵の閉め忘れは侵入犯罪の大きな原因に。玄関だけでなくベランダ、トイレ、小窓なども習慣的にチェックし、“無施錠ゼロ”を目指しましょう。

⑨外から生活音や声が漏れている

⇒テレビや通話の音が漏れると、住人の性別や人数が分かってしまうことも。カーテンや窓の防音、話す音量への意識でリスクを減らせます。

⑩友人に合鍵を預けっぱなしにしている

⇒万一トラブルが起きたとき、鍵の管理責任が不明確に。信頼できる人でも、必要がなくなったらすぐに返してもらうことが防犯の基本です。

これら一つひとつは小さな行動でも、重なることで「被害を招く生活習慣」になってしまいます。

意外と知られていない!男性にも起こる危険な行動

防犯意識=女性のためだけ、ではありません。男性も“油断”によって被害に遭うことがあります。

● 男性の防犯NG例

  • 鍵をかけずに外出してしまう
  • 部屋に高価なものが見える状態でSNS投稿
  • 夜道をイヤホンで歩く
  • 防犯ブザーや緊急連絡先を持たない
  • 外から見える窓際に財布やゲーム機を置いている

 

特に都市部では、「単身男性狙いの窃盗」や「通り魔的犯行」も増えています。防犯は“女性だけ”の問題ではなく、みんなが意識すべき共通課題なのです。

親の不安TOP3と、見落としがちな現実

一人暮らしは、子ども本人だけでなく保護者にとっても心配の連続です。

  • 食生活はちゃんとしているか?
  • 知らない人に騙されていないか?
  • 体調を崩したときに誰が気づいてくれるのか?

特に、進学で初めて家を出る学生は「自己判断」で物事を処理する力がまだ未成熟な場合もあり、些細なトラブルが大きな事態に発展してしまうことも。

一人暮らしで実践したい、安全を守る8つの防犯習慣

ここでは、今日からでも始められる、一人暮らし女性のための実践的な防犯対策8つをご紹介します。ひとつでも取り入れて、安心できる暮らしを手に入れましょう。

① 玄関や窓の鍵を「毎回確実に」かける習慣を

まずは基本中の基本。鍵は必ず、毎回かけること。出かけるときだけでなく、家にいるときも、油断せずに必ず鍵を閉めましょう。とくに忘れがちなのが、お風呂場やトイレにある「小さな窓」や、換気のために開けたままにしてしまう「ベランダ窓」です。侵入被害の多くは、こうした“無施錠の窓”から起きています。ドアや窓の内側に、補助鍵(サブロック)をつけるのもおすすめです。1000円前後で購入できるものでOK。ワンタッチでつけ外しできるタイプが便利で、侵入の抑止力にもなります。

② 宅配便の受け取りは慎重に。モニター確認&ドアチェーン必須

インターホンが鳴るとつい反射的に出てしまいがちですが、宅配業者を装った事件も報告されています。
応対するときは、必ず以下のステップを守りましょう。

  1. インターホンのモニターで顔と制服を確認
  2. ドアを開けるときはチェーンをつけたまま
  3. 不在時は宅配ボックスや置き配を利用

 

また、インターホンの音声を録音できるタイプや、スマホ連動の防犯カメラも今は手頃な価格で手に入ります。「見られている」「録音されている」と思わせることが、防犯につながります。

③ 夜道は「歩きスマホ・イヤホン」禁止。気配に敏感になろう

夜に帰宅するとき、ついスマホを見たり、音楽を聞きながら歩いていませんか?でもこれ、周囲の気配に気づきにくくなる危険な習慣です。

防犯のためにおすすめしたいのは以下の行動:

  • イヤホンは片耳だけにする、または外す
  • 明るく人通りの多い道を選ぶ(暗い公園や路地は避ける)
  • バッグは道路側ではなく建物側に持つ

 

また、防犯ブザーをカバンの外にぶら下げておくだけでも「防犯意識が高い人」と思わせることができます。

④ 毎日、帰宅ルートを変えるクセをつける

これは意外と知られていませんが、毎日同じ道で帰ると、行動パターンを読まれやすくなりますストーカーや不審者は、ルート・時間・タイミングを観察して“狙う瞬間”を見定めようとします。だからこそ、「パターン化しないこと」が一番の防御になります。たとえば…

  • 3日に1回は「裏道から帰る」
  • たまにはコンビニに寄ってから帰る
  • 最寄り駅ではなく、ひと駅手前から歩く など

 

小さな工夫ですが、“読まれにくい生活”をつくることが、防犯にはとても有効です。

⑤ 万が一に備えて、家族や友人と連絡体制を作っておく

トラブルは、いつどんなタイミングで起こるかわかりません。だからこそ、自分がピンチのときに、すぐ助けを求められる仕組みを作っておくことが大切です。

  • 「今日は遅くなる」ときは、家族や友達に一言LINE
  • 信頼できる人に「いつも帰る時間・通る道」を伝えておく
  • 緊急時に使えるアプリ(防犯ブザー/110番通報ボタン)をスマホに入れておく

 

たとえば「Yahoo!防災速報」や「女性向け防犯アプリ」などは、いざという時に役立ちます。

⑥ のぞき穴(ドアスコープ)にはカバーを!

玄関ドアについている「のぞき穴」、実は外からも中がわかってしまう可能性があるって知っていますか?夜、部屋の明かりが漏れているかどうか、誰かがいるかどうか…。
のぞき穴を通して判断されることもあるのです。のぞき穴の内側に、カバーや目隠しシールを貼るだけでも効果的です。100円ショップなどにも「のぞき防止グッズ」が売られていますよ。

⑦ 「窓の防犯」は見落とされがち。ロック&防犯フィルムで対策を

窓からの侵入被害も多く、特に1階や2階の部屋では要注意。でも、防犯グッズでしっかり対策できます。

おすすめは:

  • 補助鍵(ロックバー):窓の開閉部分につけて、こじ開けを防止
  • 防犯フィルム:窓ガラスに貼るだけで、割られても貫通しにくくなる
  • 振動センサーアラーム:衝撃や開閉を検知して大音量で警告

 

窓が多い部屋や裏手に面した部屋は、こうした対策をしておくと安心です。

⑧ 家選びは「環境」もチェック。ファミリーの多い地域を選ぶ

一人暮らしをするなら、“家賃の安さ”や“駅近”だけで決めないことも大切です。実は、どんな人たちが住んでいる地域か?という点が、防犯の大きな鍵になります。

  • 保育園や学校、スーパーが近い
  • 子育てファミリー層が多い地域
  • 夜でも明るく、人通りがある道沿い

 

こうした場所は「人の目」があり、不審者が寄りつきにくい傾向があります。また、可能であれば2階以上の部屋を選ぶと、侵入リスクもぐっと減ります。洗濯物も外から見えにくく、気持ち的にも安心です。

“安心できる環境を選ぶ”という考え方

そこで注目されているのが、最初から安心できる生活環境を選ぶというアプローチです。どれだけ防犯意識を高めても、住んでいる場所自体にリスクがあれば意味がありません。鍵の種類、管理体制、周囲の人の目、そして緊急時のサポート体制まで──。一人暮らしが不安な方や保護者にとって、“環境そのもの”の選択は最大の防犯策とも言えます。そしてその答えの一つに「ドーミー」があります。全国に学生寮を展開する「ドーミー」は、“安全性と自由さ”のバランスが整った住まいとして注目されています。

  • ◎ドーミーの特徴
  • 常駐の寮長・寮母が日々の安全を見守る
  • オートロックや女性専用フロアで防犯対策も万全
  • 朝夕2食付きで栄養も安心
  • 家具・家電付き、初期費用も抑えられる
  • 門限なし・外泊OKなど自由度も高い
  • 万が一のときには親御さんに連絡が届く体制

 

学生自身も、保護者の方も安心できる環境。それがドーミーの魅力です。

まとめ:安心を“運まかせ”にしない暮らしの選択を

 

「自分は大丈夫」と思っていた人こそ、リスクに気づけないままトラブルに巻き込まれてしまう──そんな事例は、決して他人事ではありません。安全は意識と行動だけでなく、「どこに住むか」からつくられるもの。ドーミーという選択肢は、自由と安心を同時に得るための“現実的な答え”かもしれません。

新生活を控えたあなたへ。そして、見守るご家族の皆さまへ。

まずは一歩踏み出して、安心できる環境を選ぶところから始めてみませんか?

ドーミーでは、頑張る学生を応援しています。

学業に専念しながら、交友関係を広げられる場所。

あなたの夢に寄り添う生活を。

 

 

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