【徹底比較】
「アパートひとり暮らし」
vs
「食事付き学生会館」
札幌で暮らすならどっちがお得?家賃だけでは見えない“費用”の差と“時間の価値”
札幌での新生活を始めようとしている皆さん。
これから始まる暮らしに胸を膨らませていることでしょう。しかし、同時に頭を悩ませるのが「住まい探し」ではないでしょうか。
「せっかくの一人暮らしだから、自由なアパートがいい」
「初めての土地だから、食事付きの寮が安心かな」
そんな迷いの中で、不動産情報サイトを見ていると、札幌市内には家賃3万円台、4万円台の手頃なアパートがたくさんあることに気づきます。「これなら仕送りも少なくて済むし、アパートで十分では?」そう思うのも無理はありません。
しかし、ここには「雪国・札幌ならではの落とし穴」があります。
本州とは桁違いの「冬の光熱費」、そして物価高が直撃する「食費」。これらを総合的に計算したとき、本当にコストパフォーマンスが良いのはどちらなのでしょうか?
今回は、札幌駅・北大エリアにある「ドーミー北大前2」を学生会館のモデルケースとし、札幌市内の一般的なアパートでの平均的な生活費と、忖度なしで徹底比較シミュレーションを行います。
北海道大学の学生はもちろん、札幌駅周辺の専門学校や近隣の大学(藤女子大学、天使大学など)に通う方にとっても、住まい選びの重要な判断材料になるはずです。
家賃という表面的な数字だけでなく、卒業までに支払うトータルコスト、そしてお金には換えられない「時間」と「経験」の観点から、あなたに最適な住まい選びをサポートします。
1. 【コスト対決】毎月のリアルな出費をシミュレーション
まずは、最も気になる「お金」の話から始めましょう。
今回の比較では、以下の条件で試算を行っています。
【比較条件】
アパート: 札幌市北区エリア(地下鉄沿線)の一般的な1Kアパートの家賃相場と、総務省統計等の単身世帯平均生活費を使用。
学生会館: 「ドーミー北大前2(食事別契約なしの一体型プラン)」の2025年度料金を使用。
結論から言うと、「自炊をしっかり頑張るアパート暮らし」と「食事付き学生会館」の月々の支払額は、実はほとんど変わらない、もしくは学生会館の方が安くなるケースがあるという結果が出ました。
比較シミュレーション(月額目安)
| 項目 | ①一般的なアパート(札幌・北区) | ②学生会館(ドーミー北大前2の例) | 解説 |
| 家賃(館費) | 40,000円 | 54,060円 | ドーミーは少し高い?と思いきや… |
| 管理費・共益費 | 3,000円 | 15,000円 | ドーミーは有人管理・防犯・設備費込 |
| 食費(朝夕) | 28,000円(自炊) | 0円(館費に含む) | ★ここが決定的な差! |
| 水道光熱費 | 13,000円(年間平均) | 7,150円(定額) | 冬場の変動リスクなし |
| 通信費(ネット) | 4,000円 | 3,960円 | ドーミーは入居即Wi-Fi利用可 |
| 月額合計 | 約 88,000円 | 約 80,170円 | ドーミーの方が月々約8,000円安い!? |
※アパートの食費は自炊と外食・中食を組み合わせた平均的な想定値です。
※アパートの光熱費は札幌市の年間平均より算出(冬場はさらに高騰します)。
※ドーミー北大前2の費用は2025年度募集要項を参照。
「食事込みプラン」の安さの秘密
通常、学生会館は「館費(家賃)」と「食事代」が別契約になっていることが多いですが、今回モデルにした「ドーミー北大前2」は館費の中に食事代があらかじめ含まれている一体型プランを採用しています。
そのため、他のドーミーシリーズと比較しても、圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。
「アパートの方が安い」と思っていた方にとって、この「食事込みで約8万円」という数字は、意外な事実だったのではないでしょうか。
2. 数字には表れない「札幌の冬」の厳しさ
シミュレーション表を見て、「アパートの光熱費13,000円って高すぎない?」と思った北海道外出身の方もいるかもしれません。しかし、これは決して大袈裟な数字ではありません。むしろ、冬場はもっと覚悟が必要です。
アパート暮らしの「光熱費ショック」
札幌の冬、暖房は生命維持装置です。11月から4月くらいまで、半年にわたってストーブを使うことになります。
ここで問題になるのが、多くの安価な学生向けアパートで採用されている「プロパンガス」です。プロパンガスを使用した暖房の場合、冬場のガス代だけで月2万円を超える請求が来ることも珍しくありません。
「節約のためにストーブを消して学校へ行く」
↓
「帰宅したら部屋が冷蔵庫のように寒い(息が白くなる)」
↓
「急いで強風運転で温めるため、結局燃料を食う」
さらに恐ろしいのが**「水道管凍結」**です。
帰省や旅行で数日間家を空ける際、適切な「水抜き」作業を怠ると、水道管が凍結・破裂します。これの修理費は数万円〜数十万円となり、もちろん自己負担です。
学生会館の「定額制」という安心
一方、ドーミー北大前2の電気料金は「基本料金+定額7,150円(税込)」です。
どれだけ寒がりで暖房を使っても、どれだけパソコンを使っても、毎月の支払いは変わりません。
(※規定量を超えた場合の超過料金設定はありますが、一般的な生活範囲であれば定額内に収まる設計です)
また、鉄筋コンクリート造(RC造)のしっかりとした建物であるため、木造アパートに比べて気密性が高く、部屋自体が暖かいのも特徴です。廊下などの共用部も暖房が効いているため、「トイレに行くのが寒くて辛い」という冬のストレスからも解放されます。
「光熱費の請求書を見て青ざめる」という経験をせずに済むことは、精神衛生上、非常に大きなメリットと言えるでしょう。
3. 「時間」を買うという考え方 ~食事と家事~
学生の本分は「学業」です。
北大生であれば1年次の成績(GPA)争い、専門学校生であれば資格取得や実習、他の大学生も講義やサークル活動など、学生生活は想像以上に多忙です。
そんな日々の中で、アパート暮らしの学生が直面するのが**「家事の負担」**です。
「自炊」のリアルな時間コスト
「自炊をして食費を2万円に抑える!」と意気込んで入学した学生の多くが、数ヶ月で挫折します。
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献立を考える
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スーパーへ買い出しに行く(冬は雪道を重い荷物を持って歩く)
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調理する
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食べて片付ける(冷たい水での皿洗い)
これらにかかる時間は、1日平均して1.5時間〜2時間と言われています。
テスト期間中やバイトで疲れて帰ってきた夜、この時間を確保できるでしょうか?
結局、コンビニ弁当やカップ麺が増え、栄養バランスが崩れ、食費もかさんでいく……これがよくある負のパターンです。
ドーミーが提供する「1日2時間の余裕」
ドーミーでは、管理栄養士が考案した手作りの朝食・夕食が提供されます。
食堂に行けば、温かくて栄養バランスの取れたご飯が待っています。準備も片付けも不要です。
浮いた「1日2時間」を4年間(約1460日)積み上げると、約2,920時間になります。
この時間を、勉強に使ってもいい、アルバイトで稼いでもいい、趣味や友人との交流に使ってもいい。
月々の費用差がほとんどない中で、この膨大な自由時間を手に入れられることこそが、食事付き学生会館を選ぶ最大のメリットかもしれません。
4. 初期費用で見る「20万円」の差
アパートを借りる場合、毎月の家賃以外に大きな出費となるのが「初期費用」です。
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敷金・礼金・仲介手数料
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家具家電の購入費
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冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、炊飯器
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ベッド、デスク、チェア、カーテン、照明器具
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これらを一から揃えると、安く見積もっても20万円〜30万円はかかります。さらに、引越し業者の手配費用も必要です。
また、卒業時に退去する際には、これらの家具家電を処分したり、リサイクルショップに売ったりする手間と費用(処分代)も発生します。
一方、ドーミーの居室(ドーミー北大前2の例)には、以下の家具家電が備え付けられています。
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ベッド
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デスク・チェア
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書棚
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クローゼット
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カーテン
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エアコン
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照明器具
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2ドア冷蔵庫
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Wi-Fi設備
必要なのは、布団と衣類、身の回りの雑貨だけ。極端な話、「カバン一つ」で新生活をスタートできます。
浮いた初期費用の20万円・30万円を、高性能なノートパソコンの購入費や、留学のための貯金、教習所の費用などに充てる方が、将来への投資として賢い選択かもしれません。
5. あえて語る、学生会館の「デメリット」と「向き不向き」
ここまで学生会館(ドーミー)のメリットを中心にお伝えしましたが、当然ながらデメリットも存在します。
アパートと学生会館、どちらが優れているかではなく、「あなたのライフスタイルにどちらが合っているか」で選ぶことが重要です。
デメリット:水回りが「共用」である場合
今回のモデルケースである「ドーミー北大前2」など、一部のリーズナブルな物件では**「トイレ・お風呂・洗面所が共用(部屋にない)」**というタイプがあります。
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アパート:
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〇 好きな時間にお風呂に入れる。自分だけのプライベート空間。
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× 掃除をサボるとすぐ汚れる(カビ・水垢)。ユニットバスは狭い。
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学生会館(水回り共用タイプ):
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〇 掃除はスタッフが行うので常に清潔。大浴場で手足を伸ばして入れる。
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× 部屋から移動する必要がある。大浴場の利用時間が決まっている。
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この「水回り共用」を受け入れられるかどうかが、判断の分かれ目になります。
しかし、見方を変えれば**「面倒なトイレ掃除・お風呂掃除から解放される」**という強力なメリットでもあります。
実際に入居している先輩たちからは、「最初は抵抗があったけど、毎日広いお風呂に入れるし、掃除しなくていいから楽すぎる」という声も多く聞かれます。
※ドーミーには「バス・トイレ付き」の物件も多数ありますので、どうしても個室にお風呂が欲しい方はそちらの物件と比較することをお勧めします。
このような人には「アパート」がおすすめです
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とにかくプライベート重視で、他人と顔を合わせたくない。
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お風呂は自室にないと絶対に嫌だ。
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料理が大好きで、毎日キッチンに立つのが苦にならない。
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完全に自由な生活がしたい。
このような人には「学生会館(ドーミー)」がおすすめです
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初めての一人暮らしで、生活費の管理や防犯面に不安がある。
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掃除や自炊の手間を省いて、勉強やサークルに時間を使いたい。
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親への経済的負担をなるべく一定に(定額に)抑えたい。
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学校以外の友人も作りたい(他大学や留学生との交流)。
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札幌の寒さが不安なので、暖かくて管理された建物に住みたい。
6. まとめ:札幌での学生生活にとって「賢い選択」とは
一般的なアパートと、食事付き学生会館。
比較してみると、「寮=高い・不自由」というイメージは過去のものであり、現代の学生生活においては「合理的でコストパフォーマンスの高い選択肢」であることが見えてきました。
特に、今回ご紹介した「ドーミー北大前2」のように、札幌駅や北12条駅に近く、多くの学校への通学に便利な立地にありながら、食事込みでここまで固定費を抑えられる物件は、札幌市内を見渡してもそう多くはありません。
学生会館は、単なる住む場所ではなく、「食事」「安全」「時間」「コミュニティ」という、充実したキャンパスライフを送るための土台がパッケージされたサービスと言えます。
もちろん、最終的に選ぶのはあなた自身です。
「どんな学生生活を過ごしたいか?」
「何に時間とお金を使いたいか?」
それらをじっくりと考えた上で、あなたにとってベストな拠点を選んでください。
もし、ドーミーでの生活に少しでも興味が湧いたら、ぜひ一度見学にお越しください。
Webサイトの写真だけでは伝わらない、建物の暖かさや、食堂の雰囲気、そして寮長・寮母さんの安心感を肌で感じていただけるはずです。
【今回のモデル物件概要】
ドーミー北大前2
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アクセス:地下鉄南北線「北12条」駅 徒歩約4分/JR「札幌」駅 徒歩約10分
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主な通学圏:北海道大学、藤女子大学、天使大学、吉田学園各校、その他札幌駅周辺の専門学校など
ドーミーでは、頑張る学生を応援しています。
学業に専念しながら、交友関係を広げられる場所。
あなたの夢に寄り添う生活を。

