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2021.12.17 #ひとり暮らし#共同生活#学生会館#学生寮

学生寮・学生マンション・学生会館ってなに?

来春に進学を予定している人の中には、実家を出て一人暮らしを始めようと考えている人も多いでしょう。入居する物件には、一般的な賃貸アパートや学生マンションなどさまざまな選択肢があります。なかでも「下宿」というワードについて、あまり意味がわかっていないという人も多いのではないでしょうか。

最近では現在では「下宿」というと、「学生向けの住まい」を指すことが多くなり、昔ながらの「下宿」のイメージとは違った、新たな下宿のカタチも増えてきています。今回は下宿の種類、メリット・デメリットについて紹介します。しっかり理解したうえで新生活準備を行いましょう!

 

昔と今の下宿の違い

学生さんの親御さん世代以上の方々にとって、「下宿」といえば、大家さんの自宅の一部を間借りするというイメージが強い方も多いかもしれません。以前は、自宅からの通学が困難な学生向けに、大家さん宅の間借りという形で民家の一部を提供されていました。
現代においては、特に都市部ではこうした間借りタイプの下宿は減っています。一方、管理人さんが常駐する学生アパート・マンション、学生会館など、さまざまな「下宿」の形態が登場しています。どのタイプにおいても、下宿とよばれる住まいには建物や入居者を管理する立場の人がいるのが一般的です。
最近の学生寮・学生会館は、設備が充実していたり、外観がモダンであったりと、「流行に乗った下宿」として最近の学生の注目を集めています。

 

学生寮

学生寮とは、学生が住む寮のことです。学校までの距離が遠い、もしくは交通が不便で通学が困難な学生のために、学校側が用意した住居を指します。学生寮では、住居スペースだけではなく、朝晩の食事を提供していることがほとんどです。
学生寮は、複数人の学生がともに生活をするスペースのため、ちょっとしたことからトラブルが起こってしまうことが予想されます。そこで、トラブルが起こらないよう、各学生寮にはルールが設けられています。具体的には、門限があったり、共有スペースの使用ルールがあったり、掃除当番の取り決めがあったりします。

 

学生マンション

学生マンションとは、学生のみが入居できる物件のことです。学生専用ということで、セキュリティに力を入れている物件が多く、例えば、オートロックが設置されていたり防犯カメラやピッキング防止措置が標準的であったり、また、管理人が常駐している物件もあります。
ただし、その分比例して賃料・管理費が高い傾向にあります。家賃は一般のマンション並みでも管理費や共益費が高めに設定されている場合もあるようです。また、学生マンションは1年契約のものがポピュラーですが、毎年入館料(礼金)若しくは更新料を支払わなくてはならないので、経済的負担が大きいと言えます。
一般のマンションと比べると、学生マンションの物件数が少ないため、場所や設備・家賃の選択肢が比較的少ない点にも注意が必要です。

 

学生会館

学生会館とは、学生が住む共同寄宿舎のことです。学生寮と同様に、風呂・トイレが共有で、食事を用意してもらえることがほとんどです。門限や共有スペースの使用ルールについても同様に決められていますが、比較的に厳しくはありません。
共用の食堂があり、食事が付くのが一般的なので栄養面での心配が少ない点、共同設備の清掃はスタッフ任せである点、共用生活を前提とすることでコストをおさえたり交流の機会が増える点が大きなメリットといえます。
部屋は概ね個室でベッド・机・エアコンなど最低限の家具が付くのが一般的です。付いていない家具をレンタルするかどうか選択できるサービスもあります。

 

学生向け物件の共通点

・食堂や、寮母さんがいるため、食事が付く。
・門限や食事の時間帯などの決まり事がある。
・寮長・館長・大家さん・管理人さんがあらゆる面でサポートしてくれる。
・基本的な家具や家電が付いている。
・共用施設(お風呂・トイレ・キッチン)がある。
・入居者は学生が多いので、友人に恵まれる

 

よくある相違点

・共同生活の場である事は共通するが、学生寮は規律が厳しく、役割分担もある。
・学生寮は伝統を重んじる所が多く、上下関係が厳しい所もある。
・学生マンション・学生会館は一人部屋が主流だが、寮は相部屋が多い。
・寮は大浴場と共同トイレ等全てが共同なのでプライバシーを守るのが大変。

 

学生寮・学生会館・学生マンションの比較

 

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