「人生の夏休み」と呼ばれる大学生期間。
学校の授業・サークル・アルバイト・恋愛などに打ち込むことも、
もちろん良いと思います。しかし、それらのことを両立しながらも、
なぜか時間に満ち溢れているのが「大学生」ですよね。
そんな皆さんにおすすめしたいのが、
ズバリ!『資格の勉強』です!
なぜおすすめしたいのかというと…
①勉強時間が確保しやすい
大学生は、自分のために時間を使いやすいのが強み。
空きコマや長期休みなどを利用して、ある程度自分の生活にゆとりを持ちながら取り組む事ができます!
社会人になってから資格の勉強に取り組むとなると、「睡眠時間を削りながら…」ということがほとんどです。
②就職活動で役に立つ
仕事内容に直結する資格であれば、採用や希望する配属に有利に働くこともあります。
さらに、資格取得に打ち込むこと自体から得られる学びがあるのもポイント。
就職活動の際に面接でも、面接官の方にも分かりやすく伝わるエピソードの材料になるでしょう。
③勉強の習慣が残っている
大学生には大学の授業はもちろん、大学受験の勉強習慣や、高校生の頃に毎日授業を受けていた経験が色褪せずに残っています。
勉強から長く離れてしまった人よりも、精神的に楽に勉強に臨めるでしょう。
勉強する習慣は、とても貴重です。これを失わないためにも、大学生の間に資格の勉強をするのはおすすめです。
それでは早速、大学生の皆さんにおすすめな資格を5つご紹介をしたいと思います!
1.公認会計士
▼合格率は1割に満たない“超難関”
経理・会計の世界では最高峰の資格とされる公認会計士。
公認会計士の国家試験は、合格率が1割に満たないことがほとんどです。
しかし、厚生労働省の公表資料によると、平均年収は746.6万円 (2022)です。
日本の平均年収よりも300万円以上高く、高年収であることが分かります。
資格を保有することができれば、 高年収の目安である1,000万円を確実に目指すことができちゃいます!
▼大学生が取得出来たら…?
大学在学中に取得することが出来れば、監査法人でアルバイトできるケースがあります。
時給は採用先の法人によって異なりますが、およそ2,300~2,600円が相場であり、アルバイトでも高時給が見込めます。
▼約束された将来性
公認会計士には、公認会計士のみが行える「財務諸表監査」という独占業務があります。 そのため、業務への参入障壁が高く、他に代替が利かないという点において安定性が高いです。
さらに、公認会計士(監査法人)による財務諸表監査は、上場企業や大企業において法律で義務づけられているため、好況・不況に関わらず、常に安定した需要が存在しています。
2.日商簿記検定試験2級
▼「最も企業に求められる資格」
日商簿記2級で求められる知識は企業の基本的な部分をつかさどるため、簿記の有資格者にはビジネス全般に活躍の場所があります。
財務諸表から、企業の経営状況が分かる取引先の決算書を分析したりすることができるため、通常のビジネスパーソンや営業職にも役立つ「最も企業に求められる資格」としても知られており、ビジネスマンをはじめ多くの人に役立ちます。
▼企業の会計はAIがやるようになるんじゃないの?
AIが著しい進化を遂げる中、「AIによる代替」はそう簡単ではないことが分かってきました。
理由の一つとしてあげられるのが、「意味を理解しない」という弱点です。
AIは与えられたデータの正誤を判断できないため、人間が正しいデータを見極め、AIに渡すことが必要になります。
そうした状況から、AIと共存する未来の「経理事務の仕事」でも、しっかりとした簿記の知識がまだまだ必要な現状です。
▼意外と難しいらしい?
簿記2級は広く知られた資格であることから、一部では容易に取得できるものと誤解されています。
ですが、合格率の平均は21.5%となっており、10人受験すれば2人しか合格しません。
「事務をやりたいけど、いきなりそこまで勉強できるかどうか不安…」という方ももちろんいらっしゃるでしょう。
そんな方は学生のうちから、初心者でも学習しやすい簿記3級から始めてみるのも良いかもです!
3.宅建(宅地建物取引士)
▼毎年20万人が受ける超人気国家資格
どこのだれが所有している土地であっても、日本国の国土の一部である以上、その取引の責任者は国から認められた人物でなければなりません。
その認定された人物こそが、通称「宅建士」です。
毎年およそ20万人の受験者が殺到するほどの人気ぶりで、受験者の顔ぶれも学生からサラリーマン、OL、主婦に至るまで多種多様。受験資格も学歴や実務経験といった制約がないため、挑戦しやすい国家資格です。
▼国家資格の中でも受かりやすい⁉
一言でいうと、「合格率はたったの15%で、簡単ではありません。」
しかし、合格に必要な学習時間は他の国家資格と比べて多くありません。資格を保有すれば収入面でも有利な司法試験や人気の社会保険社労士などと比べて合格率は高いほうであるため、就職活動中の学生でも取得を目指せます。
▼宅建持っていれば不動産のみならず、他業界でも重宝
将来の勤め先が不動産業界であれば、昇格要件にされることが多く、収入アップに直接つながるでしょう。
金融機関では、貸付金の担保設定を行う際に不動産の知識が必要となります。また、資産管理を行う保険会社や証券会社でも「宅建士」資格は重宝されています。
さらに不動産部門を有している大企業が数多くあり、そうした部門でスペシャリストとして活躍する事が出来ます。
4.TOEIC900点
▼900点は世界で通用
TOEICは聞く・読む英語力を測る Listening & Reading Testが有名で、世界160カ国,約14,000の企業・団体で活用されています。
その中でも900点を獲得できれば、英検準1級相当の実力です。
一般的には十分に英語でコミュニケーションがとれ、海外で仕事ができるレベルになります。
IIBCの『英語活用実態調査』によると、社員・職員に期待するスコアとして最も高いのが「海外部門」のTOEIC690点ですが、900点はそれを大きく上回る数値です。T
OEIC900点を持つことで、海外業務に携わったり、海外駐在に挑戦できるチャンスが広がります。
▼いつ、どこでも、だれでも挑戦
英語は文系・理系関係なく必要なスキルですよね。
TOEICはテスト結果が合格・不合格ではなく、スコアで出て来るのが特徴的です。
そのため、まずは自分のレベルを確認するために受けてみるのがおすすめです。たとえスコアが悪くても、スコアの伸びを就職活動などで、アピールポイントにすることもできます。また、毎月2回試験を実施されている都市も多く、挑戦しやすいのもポイント。
思い立ったタイミングで学習を始めることができます。
5.普通自動車運転免許
▼持っていれば、なにかと「得」
若者の自動車離れが話題になる中、費用も高く、運転免許を取得しようか迷っている人もいるかもしれません。また「社会人からでも遅くないんじゃない?」と考えている人もいるかと思いますが、社会人になると、前述した通り、時間の融通が効かないことが多いです。
一方、大学生は、年間に2回長期休みがあるため、教習所に通う際に時間の融通が効きやすいメリットがあります。
また、身分証明書として運転免許があることで、銀行口座やクレジットカードを作ることができるようになります。
ほかにも、
・日常生活の幅が広がる
・色々な場所に出かけられる
・就職活動に必要な場合がある
・若いうちに車に慣れることができる
・将来、子どもを連れての移動に役立つ etc…
などの小さなメリットがたくさんあります。
▼取得時期のおすすめは?
おすすめの時期は大学1年生の5~7月、夏休み後の10~12月が狙いどきです。
大学の1年生は、比較的、講義のカリキュラムに余裕があり、一般教養が中心になることが多いので、運転免許を取得するために教習所に通いやすいです。教習所が混雑する時期は、卒業や就職時期になる2~3月で、この時期になると技能教習の予約が取れなくなり、教習期間が長くなってしまうというデメリットがあります。
しかし、雪国の学生は、冬道の危険性や運転の難しさを教官に教えてもらいながら走ることができるため、混雑していても、12月~3月の雪が降っているときに取得することもひとつです。
以上、大学生のうちに取っておきたい資格5選でした!
ドーミー学生会館では、がんばる学生を応援するため、
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気になる方は一度、資料請求・お電話・ご来店をお待ちしております!