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2022.06.29 #スクールライフ#就活

大学生が読むべきおすすめの本18選

大学生が読むべきおススメの本18選

大学生が本を読むメリット

 

①教養・語彙力が身につく

 

大学生が本を読むメリットの一つ目は、教養・語彙力が身につくこと。

教養や語彙力は、社会人になる前の大学生のうちに身につけたいものです。

本を読めば、新しい知識や考え方の発見があり、視野が広がって思考が柔軟になります。

また、本は時代や場所を超えて他人の考えを知ることのできる素晴らしい方法です。

先代を生きる人たちがどのような考えを持っていたのかを知ることは、教養を豊かにします。

本には日常的に使う言葉以外にもたくさんの語彙があり、読むだけで自然と多くの語彙に触れられます。

教養や語彙力が身につけば、社会に出たあとにも大いに役立つでしょう。

大学生だからこそ、できるだけ多くの本に出会っておくといいです♪

 

②読解力が高まる

 

普段から本を読んでいると、読解力が高まります。

読解力とは、書いてあることを適切に読み取る力のことです。

社会人に求められる能力の一つに読解力があります。

文章を正しく理解できる力を養えていない人は意外と多いです。

社会人になると社内や社外で文書や資料のやり取りをする機会がたくさんあります。

そんなときに、読解力が低いと誤った情報を理解したり、適切に返答できなかったりするでしょう。

読書を通して、会社でも必要になる読解力を高めることができます。

 

③ストレスが解消される

 

読書をするとそれまでのことから離れて本の内容に集中できるので、ストレスの解消になります。

ストレスが溜まるような嫌なことや腹が立つことがあっても、読書をすると落ち着くことはないでしょうか。

それは、あなたが本を外の世界から読んでいるように、自分の現状についても一歩引いた目線で見られるようになるためです。

大学生活の中でもストレスが溜まることはあるでしょう。

社会人になると理不尽にぶつかることもあり、より強いストレスを感じるかもしれません。

しかし、そんなときでも物事を俯瞰して見られるようにしておけば、冷静に見極めて対処できます。

 

④脳が活性化する

 

集中して読書をすると、脳が活性化することがわかっています。

脳のなかでも、特に言語能力に関わる部分や記憶に関わる部分が活発にはたらく現象が見られるのです。

これは、文章を読み進めるなかで、内容や要点を記憶して思い出しながら次の文章を読むため。

常に言語や記憶をあつかう作業を繰り返すことで、脳の神経回路を成長させられます。

つまり、読書は言語能力や記憶力を高めるトレーニングとしても効果的ということです。

大学生のうちから脳を活性化させておけば、老化の心配も減らせます。

 

⑤視野が広がる

 

本を読むと、そこには自分が持っていない考え方や知識がたくさん見つかるでしょう。

たくさんの本を読むほどに視野の広がりを感じられますよ。

知識は一つ知ると、わからないことも同時に増えます。

新しい十の知識が百の疑問になりうるでしょう。

読書をしていれば、そのようにどんどん世界への広がりを感じられます。

自分がこれまで持っていた考えや価値観、常識の枠を超えて、柔軟に思考していけるようになります。

 

 

ここからは、大学生が読むべきおすすめの本を一挙にご紹介していきます。

どの本も大学生のうちに読んでおきたい名著ばかりです。

通学時間や授業の合間、長期休みのまとまった時間などに、ぜひ手にとって読んでみてくださいね。

それでは、大学生が読むべきおすすめの本18選を見ていきましょう。

 

・学問のすすめ 現代語訳

・君たちはどう生きるか

・愛するということ

・嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

・チーズはどこへ消えた?

・LIFE SHIFT

・FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

・自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと

・完訳 7つの習慣 人格主義の回復

・人を動かす

・改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学

・ゼロ―なにもない自分に小さなイチを足していく

・メモの魔力 The Magic of Memos

・藤原和博の必ず食える1%の人になる方法

・20代にしておきたい17のこと

・自分のアタマで考えよう

・インベスターZ

・さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0

 

学問のすすめ「現代語訳」

 

福沢諭吉の『学問のすすめ』

本書は読みやすいように現代語訳がされていて、読みやすくなっています。

『学問のすすめ』といえば、時代を超えて読み継がれてきた人生の教科書です。

本書のなかでは、世のために働くことで自分自身も充実する生き方を示しています。

福沢諭吉が唱えた「学問」について理解でき、自分の未来につながる内容です。

著者である福沢諭吉は近代日本最大の啓蒙思想家でもあり、慶応大学の創立者として彼の教育理念が現代にも続いています。大学生で「何を読もうかな」と考えている人は、まずこの一冊を読むことをおすすめします。

 

君たちはどう生きるか

 

吉野源三郎の『君たちはどう生きるか』です。

1937年に出版された原作小説と、2017年に出版された漫画があります。

『君たちはどう生きるか』は漫画版が発行されたことで再び火がついた名著です。

楽しく読み進めながら、「人間としてどう生きればいいのか」を考えるきっかけを与えてくれます。

勇気、いじめ、理不尽、貧困、格差、教養など、日常のエピソードからあらゆるテーマを取り上げて描いており、改めて学べる内容です。

原作の小説は、ジャーナリストの池上彰氏やジブリの宮崎駿監督も愛読したそう。

小説を読み慣れていない、活字が苦手な大学生でも読みやすいです。

興味があれば原作小説も読んでみることをおすすめします。

 

愛するということ

 

愛について書かれた名著として、エーリッヒ・フロムの『愛するということ』があります。

60年間読み継がれる世界的大ベストセラーを鈴木晶が翻訳した一冊です。

この本は「愛されること」を書いた本ではありません。

いくら読んでも好きな人に振り向いてもらえるわけではないでしょう。

愛について哲学し、愛の技術と理論を導き、愛する練習をするような本です。

「愛するって何なのだろう?」そんな疑問を持っている人は読んでみてください。

現代社会では愛することができる人はいないことを述べています。

著書のエーリッヒ・フロムは、マルクス主義とフロイトの精神分析を社会的性格論で結びつけた人物であり、それらについて学ぶことで本書をより深く理解できます。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

アルフレッド・アドラーの思想をまとめたのが、岸見一郎・古賀史健の『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』。

「どうすれば人は幸せに生きることができるか」というアドラー心理学を、哲学者と青年の対話篇形式によって解き明かしていく一冊です。

世界的にフロイト・ユングと並ぶ心理学会の三大巨匠とされ、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言したアドラーの心理学は、人間関係に悩む若者に役立ちます。

「あなたを嫌うかどうかはあなたの問題ではなく他人の問題である」と述べ、自分自身の在り方によって世界の見え方はどうにでも変わることを教えてくれますよ。

SNS疲れを感じている人、承認欲求に苦しむ人、他者からどう見られるかを気にしすぎてしまう人におすすめです。

チーズはどこへ消えた?

 

時代や状況の急激な変化に対応する術をまとめたのがスペンサー・ジョンソンの『チーズはどこへ消えた?』です。

全世界で累計2,800万部を突破した大ベストセラーで、1999年度には全米ビジネス書ベストセラー第1位を獲得しています。

ストーリーは迷路の中に住み、チーズを探す二人と二匹のネズミの物語。

人生において追い求めるシンボルとして描かれるチーズがある日突然消えたときに、いかに対応すべきかを教えてくれます。

ネズミと人間とチーズだけのシンプルなストーリーでありながら、人生が変わる本質を突いた一冊です。

IBM、Apple、メルセデス・ベンツなど、世界のトップ企業が次々と社員教育に採用したことでも話題になりました。

 

LIFE SHIFT

 

「誰もが100年生きうる時代をどう生き抜くか」をテーマにしたのがリング・グラットン、アンドリュー・スコットの『LIFE SHIFT』です。

目前に迫る長寿社会を楽しむバイブルとして大きな話題を集めた本書。

誰もが100年生きるようになると、働き方や学び方、結婚、子育て、人生のすべてが変わります。

みんなで一斉に教育、勤労、引退という3つのステージを生きた時代から、新しい人生のビジョンを見出す一冊です。

大学生は卒業後の就職や人生について考えるときでもあるでしょう。

本書を読むことで、新しい人生の生き方やお金・時間の使い方を考えられるようになります。

将来に不安を感じている人、自分の人生に向き合って考えたい人におすすめです。

雇用の未来や資産についても書かれているので、就職活動にも役立つでしょう。

 

FACTFULNESS

10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

 

世界を正しく見るためのスキルを提唱したのがハンス・ロスリングらの『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』です。

ビル・ゲイツやバラク・オバマ元大統領が大絶賛したことでも知られる一冊。

データや事実に基づき、世界を読み解く習慣である「ファクトフルネス」について説明しています。

本書では世界の事実にまつわる13問のクイズを出題し、いずれも賢い人ほど正解率が低いと述べました。

そして、その理由を10の本能が引き起こす思い込みによるものとしています。

事実に基づく世界の見方や考え方を身につけたい人にはおすすめです。

 

自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと

 

不要なものを手放し、自由な生き方を手に入れるための方法を提示したのが、四角大輔の『自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと』です。

自分にプラスにならないものを潔く捨てることで、本当にやりたいことが明らかになることを描いています。

自由な生き方を手に入れるための具体的な方法が説明されているので、普段の生活に取り入れやすく、変化を実感しやすい本ですよ。

本の内容もシンプルで無駄がなく、わかりやすいです。

読書が苦手な大学生でも読み進められるでしょう。

色んなものを抱えすぎて身動きが取れなくなっている人、もっと自由で身軽に生きたい人におすすめです。

 

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

 

人生の軸として取り入れたい習慣をまとめたのは、スティーブン・R・コヴィーの『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』です。

『7つの習慣』は、1996年に出版されてから全世界で3,000万部の不屈のベストセラーとして読み継がれ、20世紀に最も影響を与えたビジネス書の1位に輝いています。

著者のスティーブン・R・コヴィーは、タイム誌が選ぶ世界で最も影響力のあるアメリカ人25人の一人に選ばれ、自分の運命を切り開くアドバイスに人生を捧げた人物です。

コヴィー博士がいろいろな失敗を経て、試行錯誤しながら7つの習慣をまとめるに至ったことがわかるエピソードが散りばめられ、人間味溢れる親しみやすさを感じられるでしょう。

大学生活を送るなかで、また今後社会生活を始めるなかで意識したい習慣を知ることができます。

 

人を動かす

 

あらゆる自己啓発書の原点ともいえるデール・カーネギーの『人を動かす』。

あまりに有名な本なのでかえってハードルが高く感じるかもしれませんが、難しい内容ではなく、人と関わるために身につけるべき「人間関係の原則」が実例豊かに書かれている一冊です。

コミュニケーションにおいて「人を動かすにはどうすればいいのか」という課題には、人生のあらゆる場面でぶつかるでしょう。

本書は人に好かれ、人の心を突き動かすための行動を示してくれますよ。

中田敦彦のYouTube大学で取り上げられたことで、改めて大きな注目を集めています。

 

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学

 

お金の考え方を身につけたいと思うなら、ロバート・キヨサキの『改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学』がおすすめです。

金持ちと貧乏の二人の父さんのような未来像を想定しながら、お金の勉強をする重要性を理解できる一冊といえます。

お金や経済、数字が苦手という人でもすらすら読みやすい内容です。

お金の勉強は誰もがするべきことであり、大学生のうちに身に着けておきたい知識でもあります。

これから社会人になってお金を稼ぐようになる大学生や、大学生のうちから起業してみたい方に向いています。

 

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

 

誰もが最初はゼロからスタートする、そんなフレーズに説得力のある堀江貴文の『ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく』。

一度は逮捕され、すべてを失った著者だからこそ伝えられる、「働くこと」の意味とそこから生まれる「希望」について記した一冊です。

大学生も後半になると「もう少しで卒業だ、働きたくないな」「何のために働くんだろう」とかんがえることがあるのではないでしょうか。

そんな社会人前の大学生だからこそすすめたい本書。

失敗してもまたゼロに戻るだけで、マイナスになることはないと述べる著者の考えがわかりますよ。

 

メモの魔力 The Magic of Memos

 

メモがあらゆる可能性を実現させると説く、前田裕二の『メモの魔力』。

最も注目される起業家の一人、前田裕二のメモ術がまとめられた一冊です。

メモをとることでアイデアが浮かび、自分自身への理解も深まります。

本の巻末には「自己分析1000問」がついており、就職活動を始める大学生には役立ちますよ。

メモは誰でもすぐにできますが、その活用方法を知らない人は多いです。

本書を読んで、事実から本質を抽出し、応用する力を身につけましょう。

真剣に就職活動をしたい人や、自分自身と向き合いたい人、日常の出来事からアイデアを生み出したい人におすすめです。

 

藤原和博の必ず食える1%の人になる方法

 

「100人に1人」を目指すことを掲げた『藤原和博の必ず食える1%の人になる方法』。

これからの時代を生き抜くために自分の価値を高める方法を教えてくれますよ。

心理テストのように、自分が何に向いている人間なのかを4つの領域で分け、それぞれの領域で1%の人になるための「7つの条件」が紹介されます。

また、どの領域でも最低限満たす条件として、「パチンコをしない」「電車でスマホゲームをしない」「月に1冊以上本を読む」の3つが挙げられています。

条件を満たすよう行動に落とし込むことで、最終的に100人に1人の存在になり、自分の価値を高められるという内容です。

「自分の価値を高めるには具体的にどうすればいい?」という大学生におすすめです。

 

20代にしておきたい17のこと

 

キャッチーなタイトルが目を引く、本田健の『20代にしておきたい17のこと』。

20代のはじまりである大学時代に読むことで、その後の過ごし方を考えられる一冊です。

「あなたの幸せを決められるのは、あなただけ」というメッセージとともに、20代にしておきたい17つの内容を伝えています。

著者の体験談も織り交ぜながら、優しい口調で書かれているので、読みやすく共感しやすいです。

仕事だけでなく恋愛についても言及されており、面白く読めるでしょう。

「20代をどのように過ごすべきだろう」「何をやるべきだろう」と悩んでしまう大学生におすすめですよ。

 

自分のアタマで考えよう

 

月間200万PVを誇る人気ブログ「Chikirinの日記」の筆者、ちきりんによる『自分のアタマで考えよう』。

社会問題や日常の疑問をきっかけにした「ちきりん流・思考の11のルール」をわかりやすく解説しています。

知識があることと思考することが別物であることを示し、どうすれば「考える力」が身につくのかを教えてくれますよ。

社会人になってからも役立つ思考法が身につけられ、実用的な一冊です。

「ビジネスで成功したい」「思考力を鍛えたい」「自分だけの答えを見つけたい」そんな大学生におすすめします。

 

インベスターZ

 

大学生におすすめしたいコミック、三田紀房の『インベスターZ』です。

本書はお金、投資について学べる株式投資学園マンガ。

「資産運用などには興味があるけど、いきなり専門書を読むのはちょっと…」という人でもマンガなら読みやすくすらすら読み進められますよ。

大学生なら、社会人になる前にお金や投資について学んでおきたいもの。

テレビドラマ化もされており、お金や投資の知識を知る入り口としておすすめです。

 

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0

 

自己分析の決定版として人気のベストセラー、トム・ラスの『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0』。

自分自身の強みや才能の活かし方が資質ごとにわかる本です。

巻末にウェブテストのアクセスコードがついており、本を購入した人がログインすると資質を診断するテストが受けられます。

自分自身の「トップ5の資質」を知り、本書に立ち返って「どうすればその資質を武器にできるか」にフォーカスしながら一つ一つ活かし方を学べます。

自己分析は自分の人生や進路を考える上で非常に重要になります。

大学生という将来を考えるタイミングにおすすめしたい一冊です。

 

大学時代の貴重な時期に読む本は、その後の人生を豊かにしてくれます。

ここでご紹介した本の他にも、世の中にはあらゆる名著があります。

自分に必要な本を探しながら、さまざまな本と出会うことで、多くの知恵や視点を得ることができるでしょう。

本は読むだけではなく、その内容を自分自身で噛み砕き、行動に変えていくことが大切です。

読んでいる途中でも、すぐに取り入れられる内容は実践してみて、活用していってください!

大学生活の過ごし方として、読書は素晴らしい有意義な時間を与えてくれます。

本からの学びを得て、より充実した人生を過ごしましょう♪

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