私は誰かの親になったことはありません。ですが、もし自分に子供ができたら素直な子ではあってほしいと思います。
ただ素直な子ってどういう子供のことなのでしょうか。いえ、素直な”子”でなくとも素直な”人”とはどういう人なのでしょうか。
ここが分かれば素直な人への育ち方は必然と見えてくるはずです。
素直な子
社会では素直な人が重宝されます。なぜか素直な人は成長する可能性が高いらしいのです。
先に結論を申し上げると素直とは
人の話を受け入れられる×自分の意思・考えがある
だと考えています。
分かりづらいですよね。簡単に言うと「いい人であってわがままである人」です。
これは「モテるのに浮気しない人」と同じ難しさのことを言っています。普通どちらか一方しか持ち合わせてないので全人類、希望の星です。
「いい人×わがまま」
ただ人の話を受け入れてやってみる人はいい人です。
例えばバイトなどで指示されたことをやれる人はいい人ですが、エース級の働きができるかといわれれば疑問ですよね。
反対に自分の考えだけで動く人はわがままです。
みんなが皿を片付けてほしいのに一人黙々と料理をしていたら不満がたまります。
これら両方を持ち合わせるのが素直です。
人に言われる前に自分で考えてやってみる。間違っていたら、指摘されたことをしっかり受け入れる。次からしっかり修正するためにまた考える。
時にはじぶんの考えと違う部分が出てきたら質問も飛び出るかもしれません。
でもこれは受け入れるための大事な手段ですよね。
こうして素直な人は成長していくのでしょう。
素直な人への育ち方
上記を踏まえて素直に育てるには、個人的な意見として、必要なことは2つ。
「自分の意見を言わせる」「自分と違う意見を持つ人がいることをわかってもらう」
であると考えています。
めちゃ当たり前。それが難しいんだよって。
だからこそ素直な人は重宝されるんでしょうね。そんな簡単に素直に育たないから。
そんな中で考えられる唯一の方法は、多くの人と関わる事なのではないでしょうか。
部活動や教室の友達はもちろんのこと、何かの趣味で集まることもいいですね。
この場だから念押ししますが、学生寮や学生会館なんかもとてもいい場だと思います。
最近は、自分の時間が欲しいとかでこうした人との関わりを避ける傾向がありそうですが、もしご自分の子どもが素直に育ってほしいと思うのならば、人との関わりは絶対に必要です。
親としてやるべきなのは、人との関わりを避けさせることではなく、人との関わりで生じた問題をどう捉えさせるかです。
それだけで全然違う性格になっていくように思います。
まとめ
結局、人との関わりを持ち続けることが素直な人への近道と言えそうです。
学生会館ドーミーでは、学生会館を運営し多様な方がお住みになっています。
親として、お子様の初めての一人暮らしに心配があったり、人との関わりを持たせたいとお考えの方はぜひご一考ください。