はじめて子どもがひとり暮らしをする際、親としては色々な心配があると思います。
特に金銭面では、不自由はさせたくないのでなるべく多くのお金を送ってあげたい一方で、親自身はもちろん、兄弟姉妹がいる場合は他の子どもたちの生活費も確保しなければならず、適切な「仕送り額」を決めるのは簡単ではありません。
今回は、ひとり暮らしの大学生の「お金事情」について解説していきます。
ひとり暮らし学生の仕送り平均額
全国大学生活協同組合連合会の調査によると、一人暮らしの学生への仕送りの全国平均は月70,410円です。(2020年)
やはり地域によって家賃や物価は異なりますが、7万円前後の仕送りがあると生活ができるようです。
さらに金額の分布としては、10万円以上の仕送りをしているのが32%、5~10万円が28%、5万円以下が16%、0円が9%です。
また、仕送り方法ですが、ゆうちょ口座を利用するのがおすすめです。
通常の銀行口座ですと、毎月振込手数料がかかってしまいますが、ゆうちょ口座のカードを親御さんが、通帳を学生が、というようにそれぞれで持っておけば、入金という形で手数料がかからずに仕送りを送ることが可能です。
学生の1カ月の生活収支の内訳
(全国大学生活協同組合連合会2020年調査)
仕送り不足はどう補う?
学費に加えて、毎月の仕送りをすると考えた場合、子どもには安心して大学生活を送ってもらいたいものの、家計が圧迫されてしまう方も多いでしょう。
仕送り額を増やすことができない、そもそも仕送りをする余裕がない場合、学資保険と教育ローンが助けになります。
学資保険
学資保険とは、生命保険会社が販売している、子どもの学費を貯めるための保険です。
学資保険は、親が毎月決まった額の保険料を、保険会社に支払います。満期になると、親は学資保険金を受け取ることができ、それを仕送りなどに使えます。
教育ローン
教育ローンとは、一般的に子どもの教育費や学費などを工面するためのローンです。
教育ローンには、「国が運営しているもの」と「銀行や信用組合などの金融機関が運営しているもの」があります。二つの最大の違いは、申し込み条件にあります。国の教育ローンは教育に関する家庭の経済的負担軽減を目的にした公的な制度のため、前年の年収が一定水準よりも多い世帯では申し込みができません(子どもが1人の世帯では790万円以内)。そのため、共働きの家庭では利用しにくいという特長があります。
逆に、金融機関の運営する教育ローンは、返済能力を証明するために、安定した年収がないと利用できないという違いがあります。 審査の際には年収を証明する書類が必要になるため、覚えておきましょう。
まとめ
ひとり暮らしを始める子どもをもつ親御さんに向けて、金銭面なデータや情報をまとめました。親としては子どもの健康や快適な生活を考える一方で、仕送りをするのも大変というケースもあります。ぜひ、この記事を参考に予算をしっかり組んで、無理のない計画を立ててください。
また、食費も固定費に含まれ、低額かつ健康な食事をとれるという面で、食事付きの学生会館もおすすめですよ。
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