▼そもそも内見ってなに。
内見とは、賃貸物件を現地に見に行くことを指します。
主に気になった物件が見つかった際には、不動産会社に空き状況を確認し、まだ空いていれば実際に見に行く流れになるでしょう。
▼内見に行くときに持っていくと便利なもの5アイテム
①スマートフォン
メモや内見時に部屋の気になる部分をカメラ撮影するのに便利
②図面のコピーとペン
③スリッパ
基本的には置いてあるけれど、気になる人は自分で用意しておくと◎
④メジャー
長さは３メートル以上のもので、洋裁用のメジャーよりアルミ製のメジャーの方がおススメ！
⑤身分証明書やハンコ
内見した物件ですぐ申込を入れて決めちゃいたいという人は、上記があれば、当日申し込みの手続きができます。
ですが、ほとんどの物件はメリットもデメリットもあるので、冷静に検討することをおすすめします！
▼内見で見るべきポイント15選
①防音性
プライバシーを守り、騒音トラブルに巻き込まれないために防音性はマストです。
・壁小さく叩き、壁の薄さをチェック
・エレベーターの機械音
・窓を開けた状態と閉めた状態の音がどんな感じなのか両方をチェック
② 日当たり
できれば、晴れた日に内見へ行き、日当たりを確認すると良いです。日当たりが悪いと、最悪の場合カビが発生することもあります。全部屋を確認することも忘れずに！
③水回り
水回りの設備は、自力で改善することは難しいです。
・大きなキズや汚れがないか
見るからに古いものは故障しやすいため、過去に破損や修理した経緯があるか確認すると◎
・シャワーの水圧
引っ越した後、意外に不満のたまりやすいポイントです。数千円でシャワーヘッドを購入して取り換えることもできますが、あらかじめ確認しておくことをおすすめします！
④設備
・収納の大きさ
・コンセントの数
・備え付けの機器や設備
エアコンなどの電化製品はどのくらいに製造された型なのか把握しておくと良いです。
・新耐震基準で造られているか
1981年6月以降の建物はこの基準で造られているはずなのでそこをチェック！
⑤ネット通販に便利な宅配BOX
ネット通販をよく利用する方は、宅配BOXがあると便利です。
⑥駐輪場と駐車場（屋根の有無）
屋根の有無によって保管の仕方も変わるので、しっかりと確認しましょう。
⑦ゴミ置き場
マンションやアパートの集合住宅に住む場合、ゴミ置き場の使い勝手はとても重要です！
ゴミ置き場を見ると、ルールを守ってゴミが出されているかなど、その物件の住人のマナーなどがわかります。
⑧通信速度
備え付けの場合は、回線・プロバイダの会社名とプラン名を具体的に聞いて信頼できる会社・プランかどうかを判断しましょう。
⑨共用部分
管理が行き届いている物件かどうかを判断するために、共用部分を確認しましょう。掃除がされているか、セキュリティがしっかりしているか、細かい部分もしっかりと見ておきましょう。
⑩収納
自分の荷物量に合う収納スペースがあるか、通気性の確認も要注意です！
⑪部屋から臭いがしないか
タバコや下水などの臭いがしないか。外からの臭いも洗濯物に付いてしまう可能性があるので注意。
⑫立地はどうか
・スーパーやコンビニの有無
とくに深夜まで営業しているスーパーがあると嬉しいですね。
・駅までの距離
・近隣住民のマナー
「実際ここに住んだら…」と想像しながら見てみましょう！
⑬セキュリティ
・建物全体のセキュリティ
・見通しの悪い場所がないか
・人が入り込みやすい場所はないか
・部屋のドアや窓ガラスに、泥棒がつけた印がないか見ておくと安心です。
治安について確認したい場合は、タクシーの運転手やコンビニ店員など、近隣の状況に詳しい人に聞くのも良い方法でしょう。
⑭敷金・礼金・管理費（共益費）
家賃が安いからといって、お得になるとは言えません。賃貸には敷金や礼金があります。
例えば2年で引っ越しすることが決まっている場合、家賃が安くても敷金・礼金が高ければトータルでかかる費用は高額になるので注意が必要です。
⑮搬入経路
クレーンで2階から搬入するようなことになると、引っ越し費用が高くなるので、見落としがちですが注意です！
・搬入経路の横幅(廊下や扉、エレベーターなど)
・冷蔵庫置き場の奥行×横×高さ
・洗濯機置き場の奥行×横×高さ (ドラム式は扉を開けるスペースも)
※防水パンの横と縦の長さや、洗濯機を置いた際に蛇口部分に干渉しないか高さも測ることも忘れずに。
・クローゼットの縦×奥行×横
・カーテンレールの縦×横
【カーテンの測り方】
×『窓枠に合わせて測る』
〇カーテンレールの端の『固定ランナーに合わせて測る』
新居に持っていきたい家具のサイズを計測してメモしておくとスムーズだと思います！
以上が内見の際にあなた自身で見るべきポイントです！
これから末永く、気持ちの良い住まいを決めるのにはどれも見落とせないポイントですが、一度の内見でここまで見るのは正直、大変とも言えます。
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