遊びと勉強を両立させる!「続く勉強習慣」
行動を変えるのは覚悟ではなく環境と工夫
大学生活は自由度が高い。時間の使い方を自分で決められる反面、気づけばスマホやSNSに飲み込まれ、勉強は「やらなきゃいけないのに始められないもの」になりがちだ。
その点、寮生活には勉強を継続しやすい条件がそろっている。通学がシンプルで生活導線が短い。食事の時間が決まっている。周囲に同じように努力している学生がいる。これらは、勉強を続けるための強い味方だ。
ここでは、ドーミー札幌での暮らしをイメージしながら「今日から本気で続けられる勉強方法」を紹介する。器用さや才能より、環境の使い方と習慣の組み方を重視した内容だ。
1. 「いつやるか」を固定するだけで、勉強は半分終わる
勉強が続かない理由の多くは「気分に合わせる」から。
気分は波がある。やる気のある日を待っていたら、一週間がそのまま消える。
そこで必要なのが「勉強時間の固定」。量ではなくタイミングを決める。
おすすめの固定パターン
-
起床後の10分
最初の10分は軽い本を読むだけでいい。脳のスイッチが入る。 -
授業の空きコマは短い課題用に
長時間の集中は難しいので、解ける問題を2、3個だけやる。 -
夕食前に30分
「食堂へ行く前にやる」と決めると続きやすい。 -
就寝前に5分だけ復習
その日の勉強を軽く振り返るだけで記憶が定着する。
寮生活は「机に向かうまでのハードルが低い」。部屋が近い、私物がすぐ手に届く。これだけで習慣化がかなり楽になる。
2. 自室と共用スペースを分けると集中力が跳ね上がる
長時間同じ場所で勉強していると、どうしても集中力が落ちる。
ドーミーには自室に加えてラウンジや食堂スペースのように、気分転換しながら取り組める場所がある。これを使い分けることで、集中の質が変わる。
場所別のおすすめ勉強内容
-
自室
レポート、プログラミング、読解が必要な科目。周りに気を取られず深く集中できる作業を置く。 -
ラウンジ
英単語、暗記カード、教科書の読み返し。少し音がある環境は暗記が進む。 -
食堂前後の短時間
食前や食後10分だけやる軽学習。移動が少ないので継続しやすい。
「場所が変わると脳のモードも変わる」。これを使うと勉強の質が安定する。
3. 仲間を使う。勉強は一人より二人の方が続く
寮で暮らす最大のメリットの一つが「仲間の存在」。
誰かが同じ時間に机に向かっているだけで、自分も自然と勉強モードに入れる。
効果的な使い方
-
自習仲間を1人決める
一緒にやる必要はない。同じ時間に始めるだけで十分。 -
週1回のミニ振り返り会
30分だけ集まって「今週やったこと」「来週の予定」を話す。これだけでペース管理が簡単になる。 -
テスト前は同じ場所に座る
互いに集中している雰囲気が、自然に自分を引き上げてくれる。
人は「誰かと共有した目標」の方が頑張れる。寮生活だからこそ作れる協力関係だ。
4. 続けるための仕組み。やる気は当てにしない
どれだけ意識を高くしても、1日や2日で消えることはある。
そこで必要なのは「続けるための仕組み」を作ること。
続く仕組みの例
-
机の上は3冊まで
教科書が多いほど迷う。迷うほど始めるのが遅れる。視界はミニマムに。 -
スマホは机から離す
引き出しに入れる。ベッドに置く。物理的に遠ざける方が強い。 -
学習ログを2行書く
日記のように長文を書く必要はない。「今日やった」「明日やる」それだけ。 -
やらない日を決めておく
毎日は続かない。金曜だけ完全休みにするなど、メリハリを作る。
仕組みは一度作れば自動で働く。これが続ける学生と続かない学生の差になる。
5. 寮生活のリズムを「勉強に最適化」する
寮生活は生活リズムを整えやすい。食事の時間、起床時間、門限などのルールが自然に習慣を守る後押しになる。
生活と勉強のリンク例
-
朝食が7時なら「6時50分に机に座る」
-
夕食が18時なら「17時30分から30分だけ勉強」
-
掃除をする日を「部屋の環境リセット日」にする
-
洗濯の待ち時間に暗記カードを見る
生活と勉強をバラバラにすると負担が増える。逆にセットにすれば習慣に溶け込む。
6. 札幌という街も勉強の味方になる
札幌は大きな街でありながら、落ち着いたテンポの場所が多い。
気分転換がしやすく、勉強に疲れたときに「軽く外に出る」だけで頭がリセットできる。
おすすめリフレッシュ
-
大通公園を10分歩いて脳を休める
-
カフェで1時間だけ集中タイムを作る
-
図書館の席を「テスト前専用」にする
-
休日に新しい店や景色を1つだけ開拓する
リフレッシュは遊びではなく、勉強の一部。上手に挟むことで集中の質が変わる。
7. テスト前は「短く鋭く」やる
テスト期間は寮全体が落ち着いた空気になる。
その雰囲気を使わない手はない。
テスト前の効率的な動き方
-
まずは教科書と授業資料を1.5周
-
次に過去問や演習問題へ
-
苦手分野は「最低限まとめ」を自作して覚える
-
ラウンジで友人と10分だけ相互チェック
-
深夜までやらず、翌朝の集中タイムで勝負する
テスト前ほど「やらないこと」を決めるのが重要。やる量を絞ることで質が上がる。
8. 勉強は「自分の生活の一部」にしてしまえば勝ち
努力を続けるコツは、努力を努力と思わない仕組みを作ることだ。
寮生活は、生活と学習を自然につなげられる構造を持っている。
最後に、今日から始められる三つの行動をまとめる。
-
毎日やる時間を固定する
やる気ではなくスケジュールで動く。 -
場所を使い分ける
自室とラウンジを上手に切り替える。 -
仲間の力を借りる
一人で抱えず、雰囲気を共有する。
勉強は長距離走。
トップスピードで走り続ける必要はない。ペースを崩さず、環境を味方にしながら一歩を積み重ねる学生が強くなる。
あなたの寮での生活が、学びを楽しめる毎日につながるよう願っています。
ドーミーでは、頑張る学生を応援しています。
学業に専念しながら、交友関係を広げられる場所。
あなたの夢に寄り添う生活を。

